DOME TOUR 2009〜SUPERMARKET FANTASY〜 LIVE DVDを観て。

すでにご存知の方も多いと思いますが

先週のオリコン・ランキングで、Mr.Childrenの東京ドームツアーLIVE DVDが
発売わずか1日でDVD総合1位を獲得するという快挙を達成しました。

さらに今週のランキングでは、二週連続でDVD総合１位を獲得。。。

ランキングには関係なく、自分が良いと思えばそれでいい事なんですが、
こんな凄いライブ映像を
一人でも多くの人に観てもらいたい・・・共感し合いたい。。。
と思うのも事実。
だから、やっぱりこういうニュースは嬉しいー

以下・・・DVD感想・・・ネタバレあります。

『Mr.Children DOME TOUR 2009〜SUPERMARKET FANTASY〜 IN TOKYO DOME』

今日は、仕事が休みだったので、ドームツアーDVDをヘッドフォンにて
一人でじっくりと鑑賞。

すでに何回か鑑賞してる友人が、「観るほどにハマる・・」
と言っていたけど、その気持ちが理解できてきた。

DVDが我が家に届いた日は、日記に記したとおりG杯の試合当日で
極度の疲労の中で、不覚にもウトウトと眠りこけてしまう・・
という中途半端な鑑賞会になってしまった為
画面の切り変わりも目まぐるしく感じたし
先にWOWOW生中継版でたっぷり堪能しまくっていた分、やっぱ新鮮味に欠けるなぁ。。
なんてぼんやりと思ったりしてた。

しかし、これは大きな誤解だった。
体力が回復後、全編をちゃんと通してしっかりと鑑賞したら、その迫力に圧倒。
生中継WOWOW(アナログ録画)に比べ、画像も音響も雲泥の差である事に気づく。
(何、このニブさ・・)

DVDをみた直後に、WOWOWの生放送を観ちゃいけないな・・と思ったほどに。

DVDで、この美しい画像で改めて観ると、ステージセットの凄さにも驚いたが
(いや、生で体感したあの感覚をじょじょに思い出してきた)
それを遥かに凌ぐ、桜井さんの渾身こもったド迫力満載のステージ・パフォーマンスが
もう、とにかく圧倒的だった！！(この人・・一体いくつよ?!)

アスリート並みの全力疾走。。縦横無尽に走り周る周る・・・

確かに、画面の切り変わり多すぎとか、
この楽曲でスクリーンは帯にしないでほしかった・・・とか、
細かい画像編集については不満も若干あるけれど・・

観進めて行くほどに、そんな細かいことは、もうどうでもいい・・と思えるほど
歌と演奏に胸を掴まれ、圧倒されている自分がいた。

24日以外の楽曲は何？

東京ドームライブに参加された方、または生中継をご覧になった方は、
この事が異常に気になって仕方ないのである。
(ある意味、どうでもいい事なんですけど)

気づいた範囲内で言及してみると。。
全体的なライブの流れは、24日の映像。でも、アングルやカットは生放送とは随分違っている。

演奏は前半に24日のものが多く、中盤から後半は26日、終盤は27日の演奏が多く感じだが
確信はない。
観客たちとMCは、ほぼ24日のものが使用されていた。

通しで2回鑑賞してみて
少なくとも、これは24日じゃないなと気づいた楽曲。

「Dance〜」「loveはじめました」「Monster」「Drawing(後半)」「彩り(26日)」「箒星」

「名もなき詩」「声」「終わりなき旅」「３６５日」「and I love you」
この終盤の５曲は、おそらくファイナル27日のものではないだろうか。
これは、友人とも意見が一致した。

なんとなくそう思った。
というのも、この終盤の５曲は、全身全霊。渾身のこもったもの凄いステージであったから。。。

特に「終わりなき旅」以降の楽曲３曲は、まるで命を削って歌っているかのようだ・・・
ゾクゾクと身震いするほど。

バンドとメンバー

通しで最初に観た時は、桜井さんのパフォーマンスのあまりの凄さに圧倒され
(本当にこの人は・・自分と同じ年代の人だろうか？！
と疑う程の体力と精神力と生命力が漲っている)

その他、周りをあまり細かく観れなかった。
今日、もう一度通しで鑑賞して、メンバーたちの凄さも改めてジワジワと伝わってきた。

特に、花道の先端の狭い空間のステージでは、
メンバー全員がカメラの中にスッポリと収まり演奏する場面が印象的で。。。
全員がお互いを思いやりながら、息を合わせて演奏している様子などを垣間見ることができ
ジンワリと胸が熱くなった。

バンド全体に感じることは、
桜井さんを中心に４人が歌とメロディーをとても大切にしていること。
歌を一番引き立たせるための音をみんなで奏で演奏しているのが伝わってくる。

中川さんのリズム感といい、熱いベースは非常に魅力的で、
激しくリズムに乗って演奏する姿は、TV収録演奏では観ることが出来ない貴重な映像。
さらに彼が凄いと感じるのは
そんな熱い演奏の中でも、常にクールな頭で一番冷静にステージ全体を見ているように感じた。
特に、フロントマンとしてライブを盛り上げている桜井さんの動向を常に見ながら
歌もよく聴いて演奏している。

田原さんのギターは、常に桜井さんの紡ぐメロディーに寄り添うように音が鳴っていて・・・
決して前に出ない。派手さも全くない。
しかし、その音色は心の琴線に触れるような・・
優しくて美しいフレーズをさりげなく奏でる。
その音色からは、「エゴ」というものが全く見えない。何か凄い境地に達しているように思える。

JENのドラミング。思い切りが良くて爽快。
見ていて気持ちいいので、ストレス解消になる。
叩いてる本人の顔も、いつも気持ち良さそーなんで、そんなJENの表情を観るのがまた面白い。
桜井さんのMCの時に、絶妙なタイミングでアクセント入れるとことか
素晴らしいセンスの持ち主だなぁと、いつも関心しちゃう・・