Mr.Children Tour2009埼玉公演一日目(※注意、ネタバレあり)


2009年4月18日
つ、ついに!行ってまいりました、Mr.Childrenの初ライヴ!!


ネタバレも解禁になり、再び、ファンサイトやファンブログにお邪魔するようになりました。
みなさん、ライブレポを仕上げるのが早いですねぇぇ!!
びっくりしました。
少しうろ覚えのところなども、すでにレポを書いておられる方のブログを何気に読んだりして、思い出したりしていました。


ほんとは、ツアーが終了するまで日記でのネタバレはするつもり無かったんですが・・・
やはり、この胸の熱いうちに、熱い想いを綴った方が・・・後から(自分で)読み返した時も、あの時の風景とか・・・想いとか・・・臨場感があるかなぁって思いました。


※ここから、ネタバレです。
まだライブに行っておらず、内容を知りたくない方は、絶対に読まないで下さい。






セットリスト・・・そして内容&感想☆


ここから、私のライブレポ、ダラダラともの凄く長いです。ウンザリする事、覚悟の上でよろしくお願いします。(気分が悪くなったら、遠慮なく途中で読むのを止めて下さいね)


今回、どの公演もセトリの内容変わっていないようです。




☆オープニング・・・ドキドキわくわく。
始まる前は、いったいどこにスクリーンがあるのだろうって不思議でしたが、スクリーンに映像が映って始めて知りました。
ステージの上部にレースのカーテンのように薄―い幕のスクリーンが垂れ下がっていたんですね!!(座席がステージから遠くて気付きませんでした)
もしかして、HOMEのアリーナツアーの時もそうだったのかな?!
バック席の人にも反対側の映像が透いて見えているのだろうと思ってました。


しかし、ライブ終了後の退場途中で、
後ろにいた人の話し声が漏れ聞こえてきました。
『スクリーンの映像、薄くて見えなかったね・・・あんなに近い良席だから文句言えないけど。』
って・・・・そうだったんだ〜!!
どうやら、ある程度の距離がないと、スクリーンの映っている映像は薄くて見えなかったようです。


という事は、バック席の人にもスクリーンは見えなかったという事でしょうか。(それとも、サイド・バック席は別のスクリーンがあったのだろーか?!)
たしかに、あの位置のスクリーンが見えてしまったら、高い位置のバック席からは、ステージやメンバーが隠れてしまって、何のライブ?ってな事になっちゃいますもんね。




☆1曲目 終末のコンフィデンスソング
まず・・・・曲が始まった時に、ダンナが嬉しそうでした(賭けに勝ったから)。


最初に桜井さんの生歌声を聴いた時、ゾクゾクっとしましたっ!
あわてて、双眼鏡でじっと見つめる・・
しかし、レンズ越しにしっかりと見える桜井さんが・・メンバーたちが・・
今、本当にそこにいるんだ・・・同じ空間にいるんだ・・・という実感、なかなか湧いてきません。(座席が遠すぎたせいだと・・・)
それで、ホンモノかどうか、最初の3曲目くらいまではほぼ、双眼鏡で桜井さんをずーっと追っていました。


うん・・・!確かに桜井さんだ♪(←何様っ?!当たり前じゃんっ。。とツッコミ入れられそうですね)
レンズ越しでも、やっぱカッコいい〜なぁ。桜井さん☆


ただ、想像していたよりも己の興奮度が高くないのは、今まで来るべくこの日を、何度も何度も思い描きながら(チケットゲットの日から)約半年も過してきたせいか、なんか神経が麻痺しちゃっている感じ?!



☆2曲目 everybody goes 〜秩序のない現代にドロップキック〜
いやぁ・・・驚き。
もうやらないと思っていた歌だけに・・・。
ロックなノリの桜井さん。なんかとっても貴重な気分になりました。



☆3曲目 光の射す方へ
すっごい好きな歌だったので、歌ってくれてすごく嬉しかったです。
ラストのフレーズ『光の射す方へ・・・・』の叫びが特に好き♪



☆最初のMC
桜井さん曰く、「今ツアーの中で、最大のキャパで最大の動員数です」という事でした。
約22000人!!アリーナクラスでは、確かに凄い人数です。


MCは殆どがうろ覚えですが・・・
『今日はステージを囲むように、真後ろにも横にも座席があります。今夜は最高の夜にしたいと思いますので、僕たちの演奏とともに、みなさんのお互いの表情とかも見たりして、このライブの色々なものを体感して、楽しんでいって下さい!!』(こんな感じだったような・・・)
『「SUPERMARKET FANTASY」からファンになった人もいると思う。また、1枚目のアルバムからファンだったよ!という人も。あ・・私は2枚目から・・・という人、もね!(ここで会場に笑いが洩れる)・・・
昔からのファンも新しいファンも楽しめるような曲をたくさんやりますので、楽しんでください』
このMCどおり、ご覧の通り、非常にバラエティに富んだセトリだったと思います。




☆4曲目 水上バス
古い曲が2曲続いて・・・最新アルバムから・・・
やっぱり、スパファンはいいなぁ・・・と実感した瞬間でした。
しっとりとした空間が広がり・・・水上バスの情景が浮かんできて・・
ん〜・・・素敵でした・・・




☆5曲目 つよがり
今回の初ライブで、1番思い出に残った1曲です。
伝説になるじゃないかと思うくらいの、『22000人の・・・・』


桜井さんの熱唱中から、客席は微動だもせず、物音もたてず・・・シィーーーン・・・・。
と静まり返っていましたが、
本当の感動は歌い終わった直後にやってきました。


会場が数秒間、静寂に包まれました。
静寂の中、しばらくして・・・
『今、22000人の静寂を聴いたような気がする・・・こんな経験、あんまりないよ!』
桜井さんのこの一言で、みんな我に返って、笑いがこぼれました。


さらに続くMC
『リハの時、この曲はすっごい調子が良くて、早く本番で歌いたかったんだけど・・・やっと本番でみんなの前で歌えて・・・22000人の静寂・・。みなさん、お目が高いっ!!本日の店長のお勧めの一品ですっ』


この静寂。本当に初めて体験する不思議空間でした。
そこに22000人もの人々がいるなんて信じられないくらいの静寂。
桜井さんもびっくりしたでしょうね(笑)
みなさん、感動を通り過ぎて、本心状態になってしまったんですね。
歌も感動的でしたが、桜井さんの『静寂の声を聴いた・・・』という表現にも感動でした。
それと、あの22000人のうちの一人として、あの静寂の一部になれた事も・・・・
思い出すと、鳥肌がたちます・・・




☆6曲目 ロックンロール
MC『まだまだ、これからも沢山、お勧めの料理が出できますよ♪きっとお口に合うかと思います!そして、次の曲はある意味、少し変り種の一品になります。』


ここからの桜井さんのMCとJENとの絡みが、もんの凄く、面白かった!!!!
『この歌の主人公は、ロックンローラーでございます。ロックンローラーとはいっても、環境問題とかボランティアなどに取り組んでいるような、真面目な現代のロックンローラーとかではなく・・・昔ながらの・・自由奔放、破天荒、気が向くままに生きているようなロックンローラーです・・・
皆さんも、たまに違う自分をイメージする事もあると思います。もし、カップルでいらしていたら・・・その人と付き合っていなかったら・・もっと違う人生になっていたかも・・・なんて。
もちろん僕も思ったりしますよぉ〜・・・(少し濁すような言葉で言ってたような・笑)』


『まさにロックンローラーのイメージのような生活をですね・・・例えば、(ここで、結婚もせずに自由奔放に生きるロックンローラーを語っておりました・・)
あ、僕の事じゃないですよ!!この歌の主人公の事ですよ!!』


『そんなことで・・・ここにも、この歌の主人公を地で行く人がひとり・・・』
と、ここでみんなの視線が自然とJENへ集まり、
JENはそれに応えるかのように、お茶目な仕草を振りまいていました(笑)


そして、持参してきた喋る(ガンダムの)フィギア?プラモ?オモチャ?
小さくてよく見えませんでしたが、マイクに近づけてはオモチャの声を会場に響き渡らせていました。(二種類、登場!!一体は、アムロの・・古谷徹氏の声だったと思います)


とにかく、桜井さん、MC絶好調!!!(JENもサイコー!)
笑かして頂きました!!お腹痛くなった!


そして肝心の「ロックンロール」の歌のほうですが・・・
二番の・・・『馬鹿と呼ばれるぅぅ〜』のフレーズでは、思いっきり声を翻して、JENの方を指差しておりました(笑)
そして、ブライアン・メイばりのギターソロは、やっぱり桜井さんでしたっ☆☆



☆7曲目 東京
☆8曲目 口がすべって

いいですねぇ〜!いいですねぇ〜!!
この二曲、サイコウです!!大好きです!!
ただただ、ジンワリとうっとりしながら、大人しく聴いていたような気がします・・・
いい声でした・・・・!




☆9曲目 ファスナー
☆10曲目 フェイク
☆11曲目 掌

「ファスナー」も想像つかなった一曲です。
フェイク〜掌は・・・去年の夏フェスと同じアレンジで、今回は予想していた選曲でした。
個人的には、HOMEツアーの「フェイク」のアレンジの方が好きです。
「掌」は、夏フェスでも披露されましたが、シフクノオト・ツアーとほぼ同じアレンジ。
みんなで掌をかざすフリなど、一緒に参加しました♪



☆12曲目 声
こちらも大好きな歌で・・・
サビの「イエー!!」をみんなで大合唱。田原さんのギターも素敵だった・・
歌が終わったあと・・・桜井さんが『みんな、すっごくいい声だったよ!』と言ってくれて・・・


そして、メンバー紹介。
ナオトさん、小林さんを先に紹介後・・・・
ドラムJEN、ベース・ナカケーさん、ギター・田原さん、そして桜井さん。


ここでは、やはりJENが笑かしてくれました☆
桜井さんに紹介された時、いきなりシャツを脱いで上半身裸になり(会場・大爆笑)、そのままずっと裸でいるのかと思いきや、早業のように再びシャツを着てました。
あれ?!と思ってたら、桜井さんが『(この人)着替えちゃってるよっ!』てツッコんで、初めて新しいシャツに着替えたって知りしました。
あまりの早業に、また汗ビショの同じシャツを着たのかと思った・・・そんなバカな・・いくらJENでもねぇ☆



色々な土地をツアーで周るたび、その地元ネタのような話をするらしい桜井さん。
『埼玉に来まして〜・・・会場に来る途中で見覚えのある風景に出会いました。(みなさんご存知だと思う・・)「大宮FREAKS」というライブハウスで、まだアマチュア時代に僕らは演奏していまして・・』
しかし、会場からの反応がイマイチ鈍く・・・


『いいよ!知らなくていいんだ、君たちは。・・・そうやってシーンとしてればいいじゃん!!』
と、“少しムッとしたぞっ・・・”というニュアンスでジョーダンぽく言うものだから、会場は大爆笑の渦・・・☆お茶目な桜井さんを垣間見ることができました〜


その後、デビュー20周年のネタを披露。
『アマチュア時代の楽曲は、ずーっと抹殺してきたんですが・・・まあ、それだけクォリティーが低すぎたというか・・』


次の歌・・アマ時代に作った歌でボツになり、デビューしてから二枚目のアルバム(KIND OF LOVE)に収録されている楽曲で、
『ここで・・・その当時のMr.Childrenの写真を用意いたしました・・・3秒間だけスクリーンに映します・・・』
で、映りました!!!(会場は大爆笑の渦)
とってもカワイイ4人のお姿が・・・
もっと見たい!と思う頃にブチッと切れ・・・(桜井さんか誰かが、田原さん?の頭に手を置いてる〜〜)そして、もう一回スクリーンに数秒間映りました。
『ねー?!なんか、今の僕たちの方がずっといいよねぇ???』と照れくさそうな桜井さん☆


さらに途中、ゆずの(もう一回コールの時の)パクリや
(タンバリンを叩くマイムと左右に大きくリズムをとる熱い仕草の・・) モノマネやったりして・・・


『似てねぇぇ〜〜〜!!』
と、一人ツッコミしている桜井さんでした!
(会場は大ウケ)




☆13曲目 車の中でかくれてキスをしよう
会場はしっとり・・・とした雰囲気に包まれ。
なんかすごくロマンチックな歌です。どことなく切なくもあり。
私はファン暦浅い方ですが、ツアーの前にちょうど「KIND OF LOVE」のアルバムを聞きまくっていたので、予想外にもこの曲を歌ってくれて、個人的に嬉しかった・・なんか通じたのかな?!(←ノーテンキな幸せモノ)
胸にジーンと響いた〜




☆14曲目 HANABI
半音、キーを下げて歌っていたようです。(音感に自信なく、よそ様のウケウリです・・)
「もう一回、もう一回」で合唱!(したよね?!)



☆15曲目 youthful days
飛び跳ねたい衝動にかられましたが、私の座席の周囲は大人しい方が多く、後ろの座席の女の子が一人だけ跳んでいました。(←勇気あるぅ・・!実にうらやましかった)
初ライブという事もあり、その行為が迷惑なのかも判断できず、
弾けたいという気持ちを抑え・・・私は大人しめの周囲の方々と同化しておりました・・・




☆16曲目 エソラ
これも・・・正直、もっと弾けたかった☆
ライブマナーで、ずーと大声で歌っている人が迷惑・・・という話をよく耳にするので、私も極力、口パクに近い感じで抑えていました。
この「エソラ」に関しては、確かメンバーがインタビューで『ライブの時に、みんなにも一緒に歌ってほしい楽曲の一つです』と言っていた言葉、ずっと胸にしまってあったので、ここはしっかり歌わせていただきました♪
でも、決して大声は出していませんよ(笑)



☆17曲目 innocent world
いつも、LIVEツアーのDVDで観ていて、
いつか私もあのサビで、あのフリをみんなと一緒にしたい・・・あの一部になりたい・・!!と思っていた事が実現できて、感無量です・・・




☆18曲目 風と星とメビウスの輪(アルバム・バージョン)
メビウス」は、最後のフレーズの時に、ウルウルきました。
どちらかといえばシンプルなシングル・バージョンの方が、言葉が胸に染みてきて好きなんですが、アルバム・バージョンの後半、声を張って歌う桜井さんに感動しちゃいました。




☆19曲目 GIFT
ふふふ。これが始まった瞬間、ダンナが肩を落とし・・・
とりあえず、カケは今のところ私の一敗中だけど、私の予想した大トリが当たれば、勝負はドローとなります☆


ラストのフレーズ・・・
桜井さんは、紅白の時のように、一オクターブ上げて歌っていました・・
じーーーん・・・・色々、好き嫌いが分かれる歌ですが、私はやはり胸が温かくなります。



〜encore〜
『ここで熱い歌、いきます!』と聴いた瞬間に分かりました。まだ歌っていなかったあれです!!



☆20曲目 少年
ほんと、この歌・・・いいっ!
初めてドラマで一部分だけ聴いた時から、すっかり虜となりました・・
この歌を聴きたいがために、毎週欠かさずドラマを見て、少しずつ歌の断片に触れ、パズルのように繋げながら聴いていた、一年前のちょうど今頃。
フルで初めて聴いた時の、あの感動・・・・
何度聴いても、熱いものが胸に込み上げてくるナンバーです。




☆21曲目 花の匂い
う・・・・ここで、私の大トリで賭けた楽曲がぁ・・・
まさか、アンコールは二曲だけ?!
ダンナは、この時点でカケはドローだと判断していたようだ。
私は・・・過去のツアーを参考にすると、大トリの曲は別にあるかも。と予感していた。
(大大大っ好きな歌なのに、こんな馬鹿げたカケのせいで一喜一憂したりドキドキしたりして、歌に集中できなかった大バカモノです・・・)




☆22曲目 優しい歌
キターーーーーーッ!!!!
大サビの曲として、全く予想していなかった楽曲がぁぁーーーー・・・
でも。
ラストに相応しい歌でした。
「花の匂い」は名曲ですが、ラストにするには寂しすぎます・・
生ライブで「優しい歌」が聴けた事。本当に感謝します。ありがとう。



そして・・あっという間の二時間半が終わってしまいました・・・
もっともっと聴いていたい・・・



最初と最後の曲について・・・カケの結果発表

0勝1敗で・・・・・
・・・負けました・・・
ラーメンを一杯ダンナにおごります。


二人とも、選曲はいたって単純でした〜
ダンナの予想は、最初が「終末・・・」で最後が「GIFT」でした。
私は・・・最初の曲は「終末」にしたかったけど、いち早くダンナにとられてカケにならなかったので、悩んだ末に譲ってあげました。


で、雑誌のインタビューで冗談まじりに桜井さんが言っていた「旅立ちの唄」にして、見事、負けました。(桜井さんのウソツキぃ!!セトリにすら入っていなかったじゃないか!)
そして、私が予想した最後の歌は・・・そう。「花の匂い」です。
それしか浮かびませんでした。
惜しかったなぁ!(まあ、多くの人が予想したと思いますけど)




座席について。

私たちの座席は、
200レベル(ニ階スタンド席)、213扉。
これでお分かりの方もいらっしゃると思いますが、
ステージから、ほぼ一番奥行きのありそうな・・・遠く離れた場所でした。


ポジティブに考えれば・・・
東京ドームのスタンド席よりは近い。
段差があるから、ステージはしっかり見える。
(これくらいしか思いつきませんが)


・・しかし。ステージから遠いだけだったら、もっと簡単に割り切れたのですが・・
問題は別にありました。曲が始まって、何曲か聴いていて気付きました。
「あれ?桜井さんの声、すごく調子良さそうだけど、やけに響くなぁ・・」
特に高音が反響しまくっていて、割れる寸前の時もあり・・・聞き苦しい時もあり。
せっかくの桜井さんの素敵な高音が・・・・しくしく。
さいたまスーパーアリーナは、だいたいどの座席も音響が良いと評判を聞いていたので、予想外でした。
結局のところ、座席の位置によって音響は大きく変わるようです。運が悪かったんですね・・・



さて、次は武道館です。
これが自分のツアー・ファイナルですが・・・今度は一人で行きます。
チケットが一枚しかとれなかったからです。(どうやっても取れず、保険で一枚だけ応募していた雑誌ぴあのハガキ先行で当たりました)
武道館は狭いしステージも中央だと思うので、タマアリよりは近いと信じてます・・・
音響も良いといいなぁ。