レンコンの攻略(野菜じゃないよ)

ハウスボールで投げている方にはあまり実感ないと思われますが・・・・


マイボールを持つようになってから実感する事=一生の課題であるレンコン=レーンコンディションの攻略。。。
センターやレーン、時間帯によっても変わり、さらには試合中であっても刻々と変化してゆくレーンのコンディションの攻略に、日々試行錯誤している毎日です。(その割には、頭の回転はいっこうに良くならないですが・・・)



ボウリングを続けていくうえで、「タイミング」「リリース」「レーンコンディション攻略」は、
毎回投球するのたびに意識しなければならない“終わりなき課題”といえるのではないでしょうか。


※もちろん、集中力などの精神論も大事です。。。




投球するほどに、オイルが薄くなってゆくため摩擦が大きくなり、ボールの速度が落ちて曲がりが大きくなります。(遅いレーン)
遅くなればなるほど、ボールは早くからロールアウトして手前から曲がってしまうため、立ち居地やアングル・ラインを変えていかないとヘッドピンにすら辿りつきません。
このように、遅くなった時の攻略のポイントとして
「オイルの残っている場所を把握し、ピンの手前までボールを走らせて、フッキングポイントをさぐり、絶好の入射角度を見つける・・」
目に見えないオイルを把握するの・・・難しい。けどやんなくちゃ。



また、最初にひかれたオイルパターンがオイリーでロングだったりすると、手前のオイルがピンの方へと伸びていくので、ピンの手前でフックしなくなります。(キャリーダウン)
私は午前中に試合に出ることが多いので、このキャリーダウンしたときの攻略に悩むことが多いです。
対処方法に、3:1:2理論とか3:4:5理論とかあるようですが、今それらを勉強中であります。
「まじぽらん」さんのボウリング辞書で、キャリーダウンしたときの対処として「内側に移動する」というのを読み、なるほど〜!と納得。(←今頃かい)
次回から実践してみようと思います。



「まじぽらんのボウリング辞書」
http://majiporan.blog49.fc2.com/


とってもためになります。いまさら人に聴けないボウリング用語なども、こちらを読めば解決!!
特に精神論などの見解・解説が素晴らしいです。
(まじぽらんさん、勝手にリンク貼ってすみません。。。)



物理的能力・記憶力が乏しい自分は、経験を積みながらプロのアドバイスやオイルの変化などを手帳にメモしたりして復習し、
ネットなどの情報も活用しながら、自分でもトライできる方法で攻略していこうと思っております。





レーン攻略 その1 一番簡単な方法でまず試せ!!〜kamekiti流

※最初にその日のセンターのオイルパターンを把握しておく。


☆ 最初は自分の得意とするラインでスパット10枚目を通して、ストライクアングルを探る。


☆ スパット・ラインを変えずに攻略する場合・・・
入射角度が薄い場合→スタンスの位置から軽く一歩下がってみる。
入射角度が厚い場合→スタンスの位置から軽く一歩前に立つ。
前後の立ち位置の大きさは、ポケットへの入射角度具合によって変えてみる。


☆ それでもストライクが出ない場合は、平行移動。それでもダメな場合は倍数移動してみる。
平行移動・・・入射角度が薄い場合は、スパットは変えずにスタンスを右に板目一枚ずつずらす。厚い場合は、左にずらしてゆく。
倍数移動・・・スタンスを板目2枚ずらしたときは、スパットを1枚ずらす。スタンス4枚ずらしたらスパットは2枚ずらす


☆超オイリーなレーンの場合は、早いうちからクロスめに投球する。(決して曲げようなんて思わず、素直に真直ぐ力を抜いて投球する)


☆ 色々なアングルを試してみて、自分の持っている引き出しで攻略できない時は、同じボックスに入ってる上手い人のラインを参考にしてみる。もちろん球質・速度・回転などが全く違う人の場合は参考にならないが、オイルコンデションを早く把握するために人の投球(ライン・アングル)をしっかり観察するのは大事な気がします。




ここまでは、私が今実際に行っているアジャスティングです。



この間のレッスンの時に、友人がレーン攻略の資料をプリントしてきてくれたので、紹介します。




レーン攻略 その2 アジャスティングの基本


1. フッキングポイントを見つける


2. ロールアウトさせない。


3. 自分のオイルの内側にオイルを感じる状態を保つ。(板目1枚くらいのインスパットは、レーンに吸収してもらう) 1枚のインスパットで、厚めに入るようであれば、移動する。


4. ボールの動きが乱れた時(思い通りではなかった時)、オイル(レーン)の所為か、自分の投球の所為か、迷わない。(レーンの所為だと解すること)


5. ストライクアングルで投げ続ければ、ボールは厚めに当たりはじめる。(キャリーダウンは除く)
4番・6番ピンが、最後に倒れるピンになれば(そのまま投球を続ければピンが残る)「平行移動」が一つの手。


6. ストライクアングルからの投球が、急激に変化することもある。(遅くなる)
右投げの場合、いきなり3番絡み、3-10のベビースプリット、またはブルックリンに見舞われたら、「倍数移動」が一つの手
立ち位置移動や、平行移動では補えない、厚みの調整ができる。


7. レーンの大まかな状況を掴んだら、ボールの選択を行う。


8. どこへ投げても全く曲がらない・・・と感じたとき
☆大外からクロスに投げる。
☆ディープインサイドから攻略する。スパット20〜25枚目を照準にしたアングルをとる。




レーン攻略の目標


☆どのようなレーンでも
レーンにどのような変化が起きても
ボールをポケットから0.68インチ食い込ませること。


☆ できるだけ安定的に、楽に。


☆派手に曲げなくとも、最後にちょこんと必要な曲がりがあれば充分。





レンコン攻略のために身につけなければならない知識は、他にも膨大ですが、
自らの経験に合わせて、あせらず楽しみながら自分ペース進んでいこうと思います。