全てのスペアはカバーボールで


久々のボウリングネタ。(ボウラーが愛読しているブログとは思えないけども・・)


この間、ABSジャパンオープン・ボウリング選手権のアマチュア枠で予選に参加した友人の話



ジャパンオープンのURL
http://www.jpba.or.jp/information/tournament/tournament2008/JapanOpen/JapanOpen.html



チーム戦に個人戦と、一日で午前3G・午後3G、二日間投げたらしいが
11月初頭だというのに会場内の熱気がものすごくて、暑くて苦労したらしい。
投球するたびにフィンガーに貼っているテープがはがれて、毎回貼りなおしたり・・・
その上、多いときはワンボックスに8人も入ったり!



実は、夏の大会の方がエアコンがきいてるからまだマシかもしれない。
東大和カップ(7月頃)はそんなに暑かった記憶がない。
このような中途半端な季節が一番困るのだ。
人が多い上に暖房とか入っちゃってて、かえって蒸し風呂みたくなっちゃう。
(しかも一応、競技ボウリングはスポーツですから←言っとかないと誤解する人が多い)



オイルコンディションについては詳しくはまだ聞いていないが
朝シフトのコンディションはほぼいつものラインでしっかり入ってくれる打ちやすいレーンだったらしい。
しかし、こういった大会では試合前に一度コンディションを作ってから、午後の試合が終了するまで
荒れた状態のまま午後シフトを戦うので、当然オイルは薄くなってゆく。
薄い=遅いコンディション=スピードが出ない=ボールが曲がる



彼女はまだカバーボール(まったく曲がらないスペアをとるためだけのボール)を作っていなかったので、
特に午後のシフトの試合は非常に苦労したみたいだ。



一投目から思い切りインサイド(立ち位置=一番左に寄って構えるスタンス)から投球したと言ってたけど
それを聞いただけで、一投目のボールで10ピンカバーに苦労したことは想像できる。
さすがに試合後、即カバーボールを発注。
先週、一緒にプロのワンポイントレッスンに出た時、彼女はこつこつとカバーボールだけ一所懸命練習しておりました。
(レッスンはスコアを表示しないフリー投球式)



そのレッスンでプロから、10ピン以外のスペアも全てカバーボールを使用した方が絶対にスコアは上がる・・・
と友人とともに指導されて、
(一投目に使用する高額ボールの消耗も少なくなるので経済的・ちなみにカバーボールは1万円くらいで購入できる)
私は今まで、7・10しかカバーボールを使用していなかったが、これを機に全てのスペアをカバーに変えようと決心した。
今までも色々な人からそんなアドバイスを受けてきたけれど、なかなか切り替えることが出来ずにここまできてしまった。




来年は、彼女と大会に出る約束をしているので、今のうちからしっかりスペアのカバー方法を切り替えておくことも大事だと思った。
というのも、外のセンターで数々のオイルパターン攻略で頭を悩ますわけだが、
スペアだけでもオイルコンディションに左右されることなく、いつも同じラインで確実にとれるようになれば、
より一投目の攻略(ストライク)に集中でき、気持ちも楽になるだろう。そしてもちろんスコアも安定する。



とはいうものの、切り替える時はもちろん苦労するわけです。
長年培ってきたスペアの取り方を変えるわけですから。
練習ではいくらカバーできても、試合になると慣れないラインどりはいらぬ力が入ってしまうんですね〜。
だから、とにかく日頃の練習量を増やして体にしっかりと記憶させる事が大事。


練習時はともかく、毎週リーグ二本出てるんで、そこでどのくらい我慢してカバーボールを使えるか・・・
まあ、今週からトライしてみます。