アクシスポイントを知る

テンピンタップが多いkamekiti。
色々なプロから「あともう一回転あればね・・・」
なんてよく言われます。
縦回転が強いので、あまりピンをかき回してくれないんですね。
リリースが下手なんだと思います。


色々な人(プロや上級アマ)から常日頃、色々な事をアドバイス受けます。
「もっと早くサム(親指)を抜くように」とか
「もっと手前から転がしてぇー」とか
反対に「もっと遠くへ投げなさい」というプロもいます。


もちろん、すべて間違っていません。
つまりは回転不足なんです。
親指を早く抜いて、フィンガー(中指と薬指)にのせ、残したフィンガーでボールを前へ押し出すことが出来れば回転はおのずとかかることでしょう。


課題は多くありますが、この点はボウリング上達への最大の問題であります。




先週のレッスンで、アクシスポイントの割り出し方を教えてもらいました。


アクシスポイント・・・・回転状態にあるボールの回転軸とボール表面との二つの交点をアクシスポイントとよぶ。ボールを地球と例えるならアクシスポイントは「北極点」と「南極点」


このように、文章で読んでもいまいち理解不能というか、イメージが沸かなかったkamekitiです。物理・数学苦手人間・・・


今回ようやく実演で教えていただいて、ようやく少し(?)理解しました。
とにかく、自分のボールがどのような起動で回転しているのか・・・・これをよく理解するには、アクシスポイントを知ることが大事だと知りました。


薬指側に近い方のPAP(ポジティブ・アクシスポイント)に白いシールを貼りました。
私のPAPは非常に分かりやすくて、一番使用度の高いボールで計るとバランスホールの真上あたりでした。


貼り付けたテープは、リリースの後、オイルがなくなる場所までほぼ動かず、レーン上のオイルが切れたあたりからブレだして左方向・真横へ移動して消えていきました。
(実は、目が悪くてよく見えないのが難・・・眼鏡はかけてますケド)


思っていた通り!!思いっきり縦回転だぁ・・・・(泣)


しかし。
PAPに印をつけることで、投球する毎により回転を意識して投げるようになりました。
特に親指の抜けるタイミング、リリース時の親指の向き。
リリース時、親指が上方向へ跳ねる上がるクセがいまだに残っているので、(疲労で気が緩み、ボールの重みに耐え切れないときに起こる)その事も常に意識を持って直して行こうと思います。
また自分のPAPを知ることは、ドリルをしていただく時のレイアウトを決めるために、非常に重要な事だと今更ながら教えていただきました(汗っ)
一体、何年ボウリングやってんの〜???と自分の無知さに呆れ果てます・・・
レイアウトは、ドリラーさんに任せっきり・・・なんてのはダメですね。
物理的なことも、これからもっと勉強しなくては。。。



※ボールにシールなど貼るのは、公式戦では禁止されています。





PAP(ポジティブ・アクシスポイントの割り出し方)


☆ まず一度ボールを投球してみる。
☆ オイルが付着しているライン(トラック)を確認
☆ トラックは重なりあいながら放射線状に広がっているが(フレア現象)、その中からフィンガーから最も遠く、サムから最も近いトラック(ファーストトラック)に沿って円周になる線を引く
☆ その線が水平になるようにコマのようにボールを回しながら、一番上の頂点に印をつける。