アイスマンの素顔


キミ・ライコネンがここのところいい感じだ。
4戦連続表彰台に上がっている。


前回の第12戦ベルギーGPで今季初優勝した時は久々にF1に燃えた〜


先週の第13戦イタリアGPは、ハミルトンのゴール直前のリタイヤによるタナボタ的な表彰台(3位)だったので、本人も複雑そうな面持ちの表彰式に見えた。
でも、とりあえずお疲れ様っ!フェラーリの本拠地・イタリアでの表彰台は、とても大きなプレッシャーがあったことでしょう。(あ、彼の辞書に「プレッシャー」という言葉はないか)


少し不安があるとするなら、ハミルトンは必至にブラウン勢にプッシュし続けて、最後クラッシュ に至ったけれど・・・
ライコネンはそのハミルトンにに全く追いつけそうにない感じでした。それが気がかりかな。
マシンかなぁ・・タイヤにも泣かされたみたいですね。前半のソフトタイヤは良かったけれど、
後半ハードタイヤに変えて、どうもマシンとうまく噛み合わなかったようで・・・
あまりマニアックなことは解りませんが。


それにしても、KERSを積んでいないブラウン勢、速すぎ〜・・・ここにきて、KERSもようやくいい感じで威力を発揮してきたように感じますが、来季はこのKERSは開発打ち切りのようだし。何か1年、棒にふってしまったシーズンって感じ。


ポイントランキング5位とはいうものの・・・4位との差の開きが決定的となり
今季はもう、ワールドチャンピォンの可能性が絶たれてしまったライコネン
来季、フェラーリ残留か・・・ルノーorマクラーレン移籍か・・(←移籍してほしくないなぁ。でも、アロンソフェラーリと契約したって???それもショック)
はたまたWRCのドライバーへ転向するのか?!


今後の動向が非常に気になりますが、できればF1に留まってほしいものです。
まだまだ彼のアグレッシブな走りと、お茶目なキャラを見続けていたいです。


今更ながら、ライコネンの事を色々と検索してみると
数々の爆笑エピソード満載でした。


そのほとんどは、ちょーマイペース、天然キャラ。




☆彼の活気のなさと無口は有名であり、寡黙なスピード狂の凍った表情は、F1史上最も冷静かつ独創的な個性を持ったドライバーの本当の姿を覆い隠した・・・

アイスマン」の異名を持つ所以はこの点であるが、レースでとても熱いドライビングを魅せるクールでかっこいいヤツ。



スティングの若い頃に少し似てる?




☆ F1デビュー戦、20分前まで昼寝をしていた。


物怖じしない、この肝が据わったところもいい。




そうかと思えば・・・・↓
☆彼が表彰台に上がってその後のテレビのインタビューに答えるとき、落ち着かない様子でそわそわして、耳を引っ張ったり鼻をこすったり、ベースボールキャップで顔を隠そうとした。


こんな不器用でお茶目なところも憎めない、かわいいヤツ。



☆彼はめったに微笑まず、単調な声でもぐもぐと慎重に話すのだった。そして一番近い出口からほとんど走るようにして出てゆく。


そそくさと出口から逃げるようにして居なくなる姿を想像すると笑える。
ミスチルの田原さんと共通点があるような気が・・・



 
美しい奥様とは、仲むつまじい。



☆ 2002〜2006年、彼はマクラーレンに所属していた。当時、マクラーレンのスポンサーにネスカフェが決定したが、その発表会の場で「僕はコーヒーが嫌いだ」と言ってしまう・・



あまりにも正直モンすぎて、涙がでるっ!!(笑い泣)



☆ 2006年モナコGPで、マシントラブルのためリタイヤした後にピットに戻らず、そのままクルーザーに乗船して観戦していた。



マイペースなのか、楽観主義なのか。
あまり人前で笑わない、一見暗そうにも見えるが、ネガティブめいたコメントを見た事はない。前向きというよりは、楽天的?



☆ 2007年シーズン開幕戦。ライバルらがオーストラリアでシーズン開幕戦の準備を進めている中、キミ・ライコネンは母国フィンランドで偽名を使ってスノーモービル・レースに参戦し、しかも優勝していた。


その直後のオーストラリアGPでも優勝してのけた凄いヤツ☆



☆ 2007年シーズン中、母国フィンランドパワーボートレースをビール片手にゴリラの気ぐるみを着て観戦。



本当はとてもユニークなヤツである。



☆ 2009年マレーシアGP。雨でレース中断、他のドライバーが車に乗り込んでレースのリスタートを待つ中、ピットですでに着替えて、アイスクリームを食べながらコーラを手にした姿が国際映像に映った。以降、アイスマン改め、アイスクリームマンと(一部では)呼ばれるようになった。
※このとき、ライコネンのマシンはKERSが故障しており、仮にレースがリスタートしてもリタイヤせざるをえない状況だった。


という、このエピソードには爆笑した・・・アイスクリームマンね。。かわいい。



キミ・ライコネン マッサとは連絡とらず
2009年、ハンガリーGPで負傷したチームメイトのマッサ曰く
「キミは電話をくれていないけど、skyテレビが製作したビデオに他のドライバーと一緒に出ていたよ。カードを送ってくれた」
しかしマッサは、ライコネンはユニークな人間なので、連絡がなくても問題ないとしている。



マッサはキミの性格をよく分かってるんだね。悪気はないってね。
キミ。あなたは本当にニユークで怖いもの知らずで照れ屋で正直モノですね。




でも、そんなとこが好きです。
いつも飄々とした振る舞いと涼しい瞳。その裏側のとても人間味溢れるお茶目なところ。
なぜか不思議な魅力を感じてしまうのだよ。




キミ・ライコネン (Kimi Raikkonen
カーナンバー:4
所属:スクーデリア・フェラーリマールボロ
国籍:フィンランド
生年月日:1979年10月17日