日本三大渓谷 「清津峡」その１〜往路編

と・・・その前に。
例のごとく、ハンパなくフォトが多くて重いです。ご注意を・・

久々に1200RTでロングツーリングに行ってきた！

この日の目的地は
上信越高原国立公園・・・清津峡(新潟県)
黒部渓谷、大杉谷とともに日本三大渓谷のひとつに数えられている

ライダーの朝は早い。
この日も、朝4時30分起床、5時に出発した。

往路はピンクのルート
復路はブルーのルート

走行距離、往復およそ610km！！

1日でこんなに走ったのは久しぶり。
ここ数年の北海道ツーリングでもありえない。

本当は・・・
GWに宿泊ツーリングが出来なかったため、今回は一泊する予定だった。
しかし計画を立て始めたのがちと遅かった。
ダンナの会社で提携しているリーズナブルなホテル(1泊2食一人5000円前後！)
の予約が一件も取れず・・・(梅雨明けが遅れたために、どこも一斉に埋ったらしい・・)

夏の北海道ツーも控えているし・・・(お高いホテルは泊まれない・・)
ここはグッと「忍」の一字
押せ押せスケジュールになる事必至で、日帰りの超ロングツーリングを敢行した。

天気予報では、お天気良さそうな雰囲気だったのに、朝から曇り
関越道の伊香保・渋沢IC辺りから、行く手には暗雲がたちこめ・・・
さらに突き進むと、一雨降ったような気配の濡れた路面。。
これは絶対に雨に当たる！！と確信し
関越トンネル手前の赤城山PAにてカッパを着込んだ時、急にドシャ降りの雨が・・・
今回は運良く濡れずにすんだ！ラッキー☆

最近は、雨・危険探知がかなり敏感になっている夫婦であります。。
(よく雨に遭遇する・・雨男・雨女)

関越道　塩沢石打ICでおり
清津峡渓谷トンネルに、営業開始時間9時ジャストに到着。

渓谷に着いた頃、駐車場ではまだ雨は燦々と降っていて
傘をもたないタンデムライダー夫婦は
ヘルメットを被ったまま渓谷トンネルの入り口まで辿りつく。
ちょうどその時、急に雨は上がり
ぱぁ〜と日差が出てきた。

どんなタイミングだよ・・・
もちっと早く止んでくれてもいいじゃん・・・ブツブツ・・・

駐車場まで戻るの面倒な夫婦。
非常に煩わしい手荷物だが、メットを片手にぶらさげ
美しき渓谷の全貌を鑑賞するべく、いざトンネルへ突入！！

※ トンネル入場料・大人一人500円

まだ早いから、誰もおりませ〜ん。
もしかして、私たちが一番乗りか?!

以前は、清津川沿いの遊歩道を散策しながら鑑賞したらしいが
落石事故などが発生したため、観賞用のトンネルが建設されたようだ。

トンネル全長750mの間に、三箇所のビュースポットと
さらにその先のトンネル終点地点に、パノラマ・ビュースポットがある。

途中に点在するこのビュースポットは
清津渓谷が堪能できるようにトンネルのサイド側が一部開けている。
覗いてみれば、そこは別世界

非常に特徴的で印象的な
不思議な形状をした岩面(岩肌)が一面にそびえ立つ・・・(触ってみたかった)

500万年前のマグマが柱状節理になり、それが隆起と川の浸食により地上に顔を出し、
さらに谷が深くなったそーです。
なんとも複雑な生い立ちだったのね〜

ところどころで激しい流れの清津川(渓谷だから当たり前)

川も岩もド迫力〜！！

そしてトンネルはまだまだ続く・・・。

ダンナは例のごとく一人、ズンズンと先へ突き進んでいって
すでに姿は見えなくなっている。

子どもが飽きないようにか
ところどころ暗いポイントで天井に蛍光塗料のような模様が描かれていて綺麗(写真は奇妙)

そしてここがトンネルの終点。。パノラマ・ビューポイント

すでに辿りついて、風景を一人堪能しているダンナ発見・・(青いカッパ)

と思いきや・・・・
この終点にて、初めて観光客と遭遇した!(一眼レフカメラおやじ1名)
私たちが一番乗り・・ではなかったようだ。。

左側の白いのは雪

もうガッチガチに固まった状態で、とても雪とは思えなかった。

なんか日本じゃないみたいでした。

中国の山水画のような・・・風光明媚な景色・・！

先に辿りついて、再び先に姿を消したダンナを尻目に
私はゆっくりと、このパノラマビューでくつろぎまくる。

たっぷり堪能して、歩いてきたトンネルと往路で堪能した三箇所のビューポイントを
もう一度たっぷりと鑑賞した(しっかりと500円分の元をとる、主婦の浅ましさ)

復路のトンネルでは、ようやく数人の観光客とすれ違う。
さらに、出入り口付近にて、団体客と遭遇。
あ〜!!良かった。鑑賞中にこういう団体客とだけは、合流したくなかったもんで。。
「早起きは三文の徳」とはこの事だわ〜☆☆

着いた時に降っていた雨は、すっかりやみ
外は気持ちのよいお天気へと変貌していた。

とっても清清しぃ〜♪

川沿いに咲く可憐な花々・・・

次回
『復路編』へ続く・・・

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