プルさん、ロシアGP優勝おめでとう
とりあえずは、ホッとしました。
それと。。
あれだけ心配していた4回転トゥループを無事跳んだ・・・
しかも、SPとFPともに4T-3Tのコンビネーションジャンプを挑戦して
どちらのプログラムも軽々と決めた・・・!!
・・・・もう嬉しくて泣きそうになりました。
エドウィン・マートン作曲 タンゴ
http://www.youtube.com/watch?v=MGRLWs4ViD8
冒頭から4T-3Tのコンボにウルウル・・
それだけでも嬉しかったけれど、その後のプログラムの内容が・・・本当に素晴らしかったです。
美しい身のこなしに、音楽を体全体で表現する音感とリズム感。
本当にプルさんのプログラムは、いつもドラマチックで惹きこまれます。
3年ぶりの復帰で、つい半年前まではとても四回転が跳べる体型ではなく(失礼)
今年の復帰が正式に決まったとき、どんなにか心配したことでしょう。
膝の古傷は大丈夫かな・・・。ダイエットは・・・体調は・・・
もう、心配だらけでした。
競技で常に四回転に挑戦し続け、そして誰よりも成功率が高く
常に男子フィギュアのレベルを高いものに引き上げる努力をしてきたプルさん。
きっとこの復帰のために、とてつもない血の滲むような努力をしてきたのでしょうね・・・
それにしても、本当にすごい気力の持ち主です。
プログラムで心配されたもう一つは、体力面。
フリーの後半は、体力が持つか心配でした。
しかし、非常に計算しつくされたプログラムで難なく最後まで危なげなく演じきりました。
サーキュラーステップの緩急のつけ方も音楽にぴたりと合っては絶妙だし・・(ここで体力も温存?)
ストレートラインステップも流れるような体の動きがリズムに合っていて、素敵でした〜・・・
(しかし、後からプロトコルで確認したら、どちらもレベル3でした・・・残念です。)
もう一つ気になるところは、プロトコルで発表された内容が実際に演技された内容と違う箇所があるんです。。どうして?どうなってるんだ?!とファンの間で問題になっております。
確かに、点数は少なめだなと思ったけれど、3年ぶりの復帰戦で細かい新ルールに馴染んでいないせいだろうと思っておりました。
しかし後半のジャンプが加点されていなかったとか(これは後から修正があったようです)、
不可思議なのは、3ルッツ〜3サルコウのジャンプシークェンスが、シークェンスとしてカウントされていないばかりか、3サルコウの順番の箇所にはラストジャンプの2アクセルとなっており、ラストジャンプがなぜか3サルコウになっているという・・・
シークェンスはステップが一つ多く入ってしまったようにも見えるので仕方ないとしても・・・
プロトコル
http://www.isuresults.com/results/gprus09/gprus09_Men_FS_Scores.pdf
今だに訂正されていないのは、一体ナンなんでしょう?!
ジャッジ、おかしくないか?
プルさんは、エキシビションでも手を抜きません!!
なんと冒頭から4T。
さらに、三回の3A・・・・
やはり凄いの一言です
曲は懐かしのサンクトペテルブルグ300(歌あり)
http://www.youtube.com/watch?v=-xt4TtstjAE
テレビで見ていても感じましたが、妙に暗いリンク・・・
スポットライトがあたっていない??何故なんでしょー。
とにかく、映像が非常に暗いのです。
日本のテレビでもカットされてましたが、このあとアンコールでさらにもう一発、
四回転トゥを跳んだらしいですっ☆
ところで。
プルさんは、一度も引退を公言したこと無いんですけど(むしろ、毎年復帰する意志を見せていて、断念しつづけてきたような感じで・・・)
しかし日本のメディアではなぜか、トリノの後に引退したことになっているみたいです。どんな情報なんだ、一体。