北海道ツーリング2009<其の六>実家へ帰省(走行距離約500km以上??)


緑色のルートあたりを走行。
このツーリングで、一番の走行距離数となりました。



クッチャロ湖・浜頓別町『トシカの宿』の朝食は
色々な素材を練りこんだ手作り食パン


ここの手作りパン、ンまぁぁ〜〜〜い!
おかわり自由なので、たくさ〜ん頂きました♪
でもって、食べ過ぎてしまいました・・・お腹がはった。



5日目の朝は、北海道上陸して以来のあいにくの天気です・・・
今にも雨が降ってきそうな、どんよりとした空です。
実は、朝も小雨がパラついたりしてて、
宿を出発する時からカッパを着こんでの走行となりました。
 


この地域の見所・丘陵が非常に美しい


さすがに日本最北端の地でのツーリングは、陽がないと真夏でも肌寒いです・・・
ラッキーな事に、バイク走行中は雨はほとんど降りませんでしたが、
最初から着込んだカッパは防寒の役目を立派に果たしてくれました。



出発地点の浜頓別から50kmほど北上。
日本最北地の宗谷岬に到着
 


 
風が強かったです。さ、さぶい。


しばらく海岸線をひた走る


どこもかしこも牧草ロール(牛さんの主食)・・・・(白いものは、牧草ロールのビニール巻き)


整然と規則正しく並ぶ牧草ロールたち
(なんか妙に気持ちよく並んでるんで、ついつい撮っちゃいました)
 


風が強いオロロンラインは、風車のメッカです


海岸線のオロロンラインを素直に南下すれば、
実家の留萌近郊の町までせいぜい180kmくらいなんですが、
もっと×2、走りたい主人は内陸のルートで思いっきり寄り道コースを選択した模様。。。




直進→道道106
左折→R40、R232



内陸に入ってひたすら走る
 




右折→道道256 上遠別
左折→道道119、R40・・・中川



左折しました。ここまでは何の問題はないです。

内陸に入って、さらに単調な道を25〜30km走り続け・・・
(同じような道の写真ばっかですみません)



問題はここの分岐点です。
今から思えば、むかつく看板


右折→道道118 共和
左折→道道118 R40 美深・中川



右折して共和方面へ進む。。。。この道道が、超ハマり道でした。。。




思えば・・・この118号をしばらく走った先で、
通行止めのマークが入った標識が出てきたような気がする。。
でも、あまり気に留めず。
冬季でもないし・・・見間違いかな?
もし通行止めでも、この先は分岐点があるはずだから、
どちらかには進めるだろうと安直な考えで
ひたすら川沿いの道道118号をガンガンと南下。


ん・・?
何かがおかしい。
・ ・・あまりにも閑散としすぎている。。。
民家はおろか、荒れ果てた畑のような土地ばかり・・・・


 


そして・・・

微妙に道幅が狭くなってきた・・・道端の草は荒れてきている?
バイクはおろか対向車と全くすれ違わない・・・



119号の分岐標識から50kmほど走った地点で、出でてきた不思議な標識には
<直進→進入禁止>
<左折→進入禁止>



はっ?!何っ??分岐はどちらも進入禁止ということ??
この標識では、先に進む道がないということになります。
・・・そうは言っても、今さら困る。
すでに一本道に入って50kmくらい走ってきてしまっているので引き返す気にならない。


ここまで来て迂回する道が無いなんて・・・そんな事ありえないだろう。
何かの間違えじゃないか?と、諦め悪く標識を無視して直進する。


かれこれ10kmくらい走った地点。。。
標識通り、道はゲートで封鎖されており前に進めず・・・唖然。
それでも往生際の悪い夫婦は、
分岐の標識まで戻ってもう一本の道を突き進みました。
・・・しかし・・・はやり数km走った地点はゲートで封鎖・・・・
ガーーーン・・・・。やっぱり・・??
マジっすか???


結局
元来た道をそのまま遡りましたぁぁ・・・往復100km以上のロスです・・・


ハマリ道道118号を遡ること約50km


 
118号は安平志内川に沿った道。小さな橋を渡る度に川が姿を見せる。



当然、引き返す間も車両とすれ違う事ない。
こんないい道なのに、車とすれ違わないって冷静に考えればおかしい話です。
しかし・・・北海道の内陸の道道では、
しばらく車両とすれ違わない事って、今までも経験があったので、
おかしいとは思いつつも談笑しながら走っていたノン気(おバカ?)な夫婦でした。




帰ってきてから、このおかしな通行止めの事を調べてみました。
なぜ冬季以外も閉鎖されたのか・・・
理由は落石・土砂崩れ等で封鎖されておりました。(しかも二年くらい前から)
北海道ではよくある事らしい。。


後から調べた結果、通行止めはこんな感じだったようです。。。




赤い×印が封鎖されていたと思われる場所。


それにしても
119号と118号の最初の分岐標識で進入禁止を知らせて欲しかったです。。




改めて思う。
北海道の道はコワイ。
冒険心を抱いたり、一本道を間違えたりすると、大変なロスとなりうる事がある。
みなさんも気をつけましょー



激疲れしましたが・・・
良かったことといえば、このアクシデントで道道118号線沿いで
キタキツネの子どもを二回目撃できました♪
(行きと帰り、多分同じ仔狐っぽかった)


さらに、このロスで時間を費やしたお陰で、
この先のルートでの夕立(集中豪雨)を全て避ける事ができた。
私たちが通った時は、時間差で土砂降りがやんだ後という様子でした。
そう考えるとこのロスは、全く無駄なものではなかったのかもしれない。




道道119号とR40の分岐点まで戻り、音威子府方面へ。


さら60kmほど南下してR275沿いの『朱鞠内湖


ここで、道道118号地獄の疲労を癒す・・・



※『朱鞠内湖
雨竜川上流部をダムによって堰きとめたダム湖
周囲は40kmに及び冠水面積は2373ha、人造湖としては日本一の広さ。



バイクと朱鞠内湖



内陸ばかり走ってるとストレスがたまります。
海沿いのルートに出るようにダンナにお願いした。
小平〜留萌方面へルート変更


小平ダム



もうすぐ留萌だ・・・あと30km


やっと出た、海〜!!懐かしのオロロンライン♪



田舎(ダンナの実家)に来ると必ず食べる海沿いのラーメン屋さん

<ラーメン ま○け>の塩ラーメン♪


今まで、これ以上に美味い<塩ラーメン>は食べた事がありません。
アッサリしすぎる塩ラーメンが多いですが、
こちらのラーメンはダシが濃くて旨みがきいています。


ダシは、魚介系かなぁ???
ちょっと分かりませんが、とにかく深みのあるスープがクセになります。




純粋な北海道ツーリングは、この日で終了〜
実家に二泊した後、小樽港に向けて出発。。。復路も再び長い船旅です。