GW2009 飛騨高山ツーリング<その三>
最終日、曇り。
おおっ、今日は朝から雨が降っていない!
しかし・・・私は早朝から風邪気味。連日の雨ツーリングのせいかなぁ?
頭痛と吐き気に襲われて、朝食もとれませんでした。
風邪薬を飲み、チェックアウトの11時まで寝て、何とか動けるようになりました。
薬が効いたのか、微熱もだいぶおさまったので、最後の飛騨の思い出に「古川」に寄ってから帰ることにしました。
※飛騨古川
高山と同様、江戸時代に天領となった飛騨古川。飛騨の匠に代表される伝統的技術により建築された町屋が建ち並んでいる。町の中を流れる瀬戸川には約千匹の鯉が泳ぎ、周囲の白壁土蔵と絶妙の風景を醸し出している。
この日は平日で観光客も少なく、ゆっくりのんびりと散策。
静けさの漂う中、白壁土蔵の屋敷沿いに流れている小川のせせらぎが風流で、
高山とはまた違った魅力がありました。
古川の町の中の小さなアイスクリーム屋さんで買った「最中バニラアイス(自社製)」が、濃厚ですごく美味しかったです♪
(飛騨市観光HP・牧成舎 瀬戸川店)
http://www.city.hida.gifu.jp/kanko/aji/insyoku_mise/furukawa/bokuseisya/index.html
そんな中、うちダンナさまは、無邪気に鯉の餌付けに励んでおりました。
動物が好きみたいです。鯉以外でも餌付けできるチャンスがあると必ずやってます(笑)
鯉の餌は、一本100円の長―くて太い“ふ”。
あちらこちらで移動する度に餌付け。どんだけやれば気が済むの?!ちゅーくらい、鯉に夢中。
結局、三本餌付けしてました・笑
お昼は、古川の町で「飛騨牛丼」。
飛騨最後の休憩地・・・道の駅「宙ドーム(スカイドーム)・神岡」
ここには、「ニュートリノ研究」のために開発された「スーパーカミオカンデ」というニュートリノ検出装置があります。
(ノーベル賞受賞・小柴昌俊教授)
※「スーパーカミオカンデ」
東京大学宇宙線研究所によって岐阜県飛騨市神岡町、神岡鉱山内に建設されたニュートリノ検出装置。
難しいことはよく解りませんが、ニュートリノ研究によって、超新星の理論の妥当性を裏付ける大きな発見をしたそうです。
星を輝かせたり、大爆発を引き起こすエネルギー源を解明したり、宇宙の進化の謎に迫る活発な研究が、今もなお続いているそうです。
その実物大の模型などが展示されておりました。
なんかキラキラして綺麗です☆
この見学コーナー室内では、「スーパーカミオカンデ」などを易しく解説したビデオなどを観ることができました。
主人がかぶりつきで観てましたが、私には難しすぎて子ども用解説を観ていても、その仕組みがよく理解できませんでした・・
(再び頭痛が始まって、風邪薬を飲んだりしていたので、真剣に解説を見ていなかったせいもある←言い訳がましく・・・)
天文学に興味のある方や男の子向けの道の駅。興味ある方は↓へどうぞ。(道の駅「宙ドーム・神岡」HP)
http://www.skydome.jp/html/skydome/index.html
帰りは、来た道を逆走して158号線〜長野道・松本ICへ。
158号線では、安房トンネル(安房峠道路・有料)に入るまで小雨。やっぱり最後も降られたか・・・
しかし、この長いトンネルを抜けたあと、そこには輝く太陽と青空が広がっていて、なんだか気分もパァ〜と晴れてきました♪
雨の多かったこの旅では、曇りでも何でもいいから、とにかく雨が降っていない時間が宝物のようでした。
帰りの諏訪SA。こちらも陽が差して美しい諏訪湖。
雨の辛い思い出が3分の2くらいを占めますが、
青空のもと本命の白川郷をじっくり堪能できた事、
高山駅周辺を食べ歩き&散策できたこと、
古川の風流な町並みを心安らかにのんびり散策できたこと。
心よく過ごした時間は短かったですが、その分、凝縮された貴重な思い出となりました。
最後に。
「飛騨高山」で一番心に残ったもの。
『飛騨牛』と『さるぼぼ』
これだけは絶対に忘れないでしょう。
どこを見ても、どこを歩いても、この二つが必ず目に飛び込んでくる。
強烈に心に焼きつきました。