アートディレクター森本千絵さん

遅くなりましたが、先日放送された番組の感想。

この間の「トップランナー」、とても良かったです。
森本さんを初めて拝見しましたが、明るくてキラキラした、可愛らしい人でした。
作品そのもの！と思われるような人柄だなぁと感じました。

番組内で紹介された作品は、どれも素敵なものばかりでした。
心癒されます。

Mr.Childrenとは、最新アルバム『SUPERMARKET FANTASY』・前アルバム『HOME』のジャケット以外に、
アートディレクターとしてのデビュー作・ベストアルバムの広告用ポスターから携わっていたとは、驚きました☆

(番組では紹介されませんでしたが、「君がすき」「IT'S A WONDERFUL WORLD」のポスター、「GIFT」「HANABI」のシングルジャケットも、森本さんの作品)

森本さんは、作品を創る時に、スタッフ全員とイメージを共有できるように、
デザイン案には、ひとつひとつ細かい内容の物語を創って、
そのひとコマを作品として仕上げてゆくそうです。

『SUPERMARKET FANTASY』のジャケットにも、
しっかりとした、骨太なストーリーがあったんですね〜！
でも、自分のイメージしたものを何人もの人と一緒に作品として仕上げてゆくには、
すごく取り組みやすい方法だと思いました。

特に、人物設定が細かく描かれていましたが、
ファンタジーな作品を創るにあたり、
人物設定にはリアリティがないと、観る人たちには、距離が遠くなってしまうため、
できるだけ、リアリティを追求するそうです。
結果、ありえないと思えるような出来事も、もしかしたら起こりえるかもしれない、と思える作品に仕上がってゆく。

桜井さんが、「絵空事」の”事”をとって、「エソラ」にしました！
と(MラバのライブMCで)語っていたのを思い出しました☆

また、森本さんは
「どうせ創るなら、より明るい、観る人がハッピーになるような作品を創りたい・・」
と語っておりました。

『SUPERMARKET FANTASY』の音楽と同じ世界観だなぁ・・・
Mr.Childrenが森本さんの作品を求める理由、
少し理解できたような気がします。

森本さんが、ほぼ完成に近い『SUPERMARKET FANTASY』(エソラのみ歌詞なし)を聴きこんでイメージしたデザイン案、
そのデザインを見て、「エソラ」の歌詞を創りあげたという桜井さん・・・
音楽でも美術でも、クリエイターは、お互いに共有したり、インスピレーションを感じあって、
循環してゆく・・・というのは、こういう事なのでしょうか。(前に桜井さんがインタビューで語っていたような?)
そういうのって、なんか素敵ですね〜

クリエイティブな才能があるって羨ましいなぁ。(無いものねだり)

ちなみに、番組内で「エソラ」「東京」「ラララ」
３曲Mr.Childrenの歌が流れましたん♪(効果的に使われていたことが嬉しい)