北海道ツーリング・2008夏<其の伍>〜完結編

実家に三泊


主人の実家に三泊四日。
夜遅くに着いて、最終日は朝5時に家を出るため、実際にゆっくりできるのは二日間。
長女と長男の子どもたち(甥っ子・姪っ子)が全部で六人おり、
結婚当初はまだ小さかった子どもたちが、今では下の子二人(高校生)をのぞき、みな社会人となりました。
去年・一昨年は旭川に集まって、皆に会いました。
今年はみんなの都合が合わなかったので、買い物に出る以外は
ほとんど、どこにも出かけず、実家でのんびりしました。


お土産を買いに再び北竜町
 


主人は、毎日、高校生の甥っ子二人にせがまれ、ほとんど麻雀三昧。
お天気は不安定。ツーリングに行く気にもなりません。
そんな中、二日目に車で甥っ子たちと四人でドライブがてら、地元の激ウマ塩ラーメンを食べに。
その後、北海道で一番古い現役小学校へ。

 


昭和11年築。
大規模な二階建ての木造校舎(第2次世界大戦前期都市型木造校舎)としては、
北海道に残された唯一の現役校舎。

なかなか風情があります。
現役校舎のため、中は見学できませんでした。残念。
ちなみに、甥っ子が通っていたそうですが、冬は半端じゃなく極寒だそうです。


ここで数枚、田舎の風景をどうぞ。
 

  

 

最終日。小樽〜新潟〜家路へ


朝から、雨です・・・・
朝、みなさんにお別れして五時に出発。
途中、厚田村あたりの海岸沿いのパーキングで、山梨ナンバーの御夫婦に話しかけられました。
相模ナンバーを見て、好感をもったようです。
彼らは、私たちと入れ違いでこれから北海道の実家へ行くらしいです。
山梨はよくツーリングに行くので、少し話しをしたりして・・・
そしてまた、お互い反対方向へと出発です。


小樽までの道のりは、雨がやむことなく・・・。
シトシトと降り続ける中、バイクは走り続けました。
途中、石狩湾で夏フェスが行われる会場付近を横目に、
あー・・・明日はミスチルが来るのに、入れ違いだぁ〜・・・
と恨めしい気分になりました。


フェリー港に着き、とうとう北海道の旅も終了。
新潟まで、再び18時間の船旅です。
ニンテンドーDSを持ってくるつもりで、「エリート・ビート・エージェント」(押忍!闘え!応援団の欧米版)をわざとやりこまずに、温めておいたのに、DSを持ってくる事を主人に強く反対され・・・
(自分も持っていかずに我慢するんだからと・・)
バイクだから、少しでも荷物と重量を減らしたいらしい。
DSを二台持ってくるデメリットって、そんなに大きいかしら?と疑問でしたが、
それでも無理に持っていけば、後々夫婦の間に禍根が残るので、今回は我慢しました。
約、丸二日間の退屈を凌げる唯一のアイテムだったんだけどな。
フェリーの中には、小さなゲーセンがあるので、そこで遊べば・・・と主人に言われ・・。


戦利品=往路・出費500円。スロットの「北斗の拳」(初代)にて六連チャン。景品のセコセコライター二個。
復路・出費2500円。同じく「北斗の拳」収穫0
うーん。計3000円の出費。余計なお金(小遣い)を使ってしまった〜・・・(安いDSのソフトを一枚買えそうじゃん?!)


まあ、セコい話はこのくらいにして(笑)
カフェテリアのテレビでオリンピック観たり(満員状態で、もはや座れない)、
携帯でワンセグTV観たり、音楽を聴いたり、・・・・という感じで、時を過ごしました。
(ダンナとは、ほぼ別行動です・別に喧嘩している訳ではありません)


新潟港に着いた時、雨はやんでいました。
このまま、天候が崩れないうちに・・・と、即効で関越道にのって、ひたすら走る走る。
しかし・・・高速にのってから30分しないうちに、雨が降ってきました。
PAでカッパを着て、雨の中走りましたが、雨足はさらに強くなり、
集中豪雨のような激しい雨の中を一時間半くらい走り続けました。

上カッパの下部は浸透してしまい、首に巻いていたバンダナが濡れたせいで、
中のシャツにも浸透してしまいました。(靴には、しっかり雨用巻いていたので無事でした)
その後、関越トンネルの手前くらいで晴れ間が出てきて、
その後は高速道路では降られずにすみ、カッパも服も乾きました。
雨が上がった時は、本当に嬉しかった・・・・


帰りは、時間があったので遠回りして、中央高速から河口湖経由、山中湖。そして道志みちへ。
しかし、その余計な寄り道のせいで、道志の道の駅で休んでいる間に、天候は急変。
休憩後、道志みちから津久井へ抜ける間、雷雨に遭いました(泣)・・・。


少しショックな出来事。
道の駅を出る時に、私たちをものすごい勢いで追い抜いていったバイクが、
雨がやんだ後の津久井の山道で、横転事故を起こしておりました。
(おそらく、バイクがカーブでスリップして対向車と接触したような感じ)
そのライダーは、無茶な走り方をしていたにもかかわらず、ライダースーツも着ておらず、
半袖でジーパン姿でした・・・
(多分、20代前半〜中ごろの若者)
しかし、濡れた路面は、安全走行をしていても油断はならないので、
私たちもより一層、気を引き締めて慎重になりました。


ついつい忘れがちですが、特に雨上がりは、常にそういった気持ちを忘れずに走行しなければ。
気をつけます。


午後5時くらい。我が家に到着〜。
一週間の長いようであっという間の旅が終わったのでした・・・