ＧＷ・四国ツーリング２００８ その弐

四国ツーリング　旅路・二日目。徳島県から高知県へ〜室戸岬経由〜高知市内（走行距離・約２２０km）

宿にて、AM7:30に朝食をとる。
食後、すぐに出ようと思い、宿のご主人とヘルパーさんに挨拶。
すると、ご主人からこれからの日程を聞かれて話をしているうちに会話がはずみ、
談話っぽくなっていきました。

二日目のメインは、室戸岬だったので、
板野から海岸線に出るまで効率よいルートや、
南阿波サンライン経由のお勧めルートなどの話を聞いたりして、
宿の出発が９時となりました。

出る間際の思いがけない交流に、
前日に談話室などでもっと色々とお話しとけばよかったなぁ、と思いました。
そんなこんなで、お二人に見送られながら宿を後にして、二日目の旅路が始まりました。

天気予報では、曇り・・・との予報どおり。
空は比較的明るい感じだったので、雨に降られる心配は考えていませんでした。
・・・が・・

宿のご主人に薦められた「みちの駅・日和佐」で休憩後、
その先の国道との分かれ道で県道の海沿いラインを走りました。
これが南阿波サンラインなんですが。

出入り口で、数匹の野猿に遭遇。
最初のカーブを越えて、いきなりサルたちがいたんで、びっくりしたぁ〜！！
私たちに気づくとすぐに山に隠れてしまった。
このラインは、ツーリングマップルでもお薦め道路になっていて、
晴れた日は海の蒼が素晴らしく絶景らしい。
しかし、この日は曇っていたし、
海沿いはジャングルのように草木がうっそうと生えていたので
走りながら絶景を見るのは困難。

途中に何箇所か展望台があったけれど
展望台という割りにはあまり絶景を見ることができませんでした。

てな訳で、第一展望台より風景ではなく、我が家のRTを撮影。

むしろ、走っている最中にところどころジャングル草木が途切れて
急に眺望が開ける。
そんな場所の方が素晴らしく絶景だたりして・・。
しかし、そういう場所に限って、駐車スペースが無いんですよね。
思いっきりカーブだったりで。

私は、タンデム専門だからわりかし風景を堪能できたけど、
運転手のダンナは当然、絶景に気づいた時は通り過ぎてしまった後。
いい道だったけど、いまいちビューポイントがつかめない道でもありました。

曇っているだけだったら良かったんだけど
サンラインを走っている途中から小雨がパラパラと降ってきました。
空は中途半端に明るかったので、きっとすぐ止むに違いないと
そのままカッパを着ずに走り続けました。
しかし一向に雨はやむ気配なし。

それどころか心なしか、徐々に雨足が強くなってきました。
降り始めて、30分が過ぎた頃、諦めてカッパを着込みました。
すでにジャケットは雨に濡れていて、その上にカッパを着たから蒸れる・・・
少し・・いやかなり、気持ち悪い状態でした。

しかしＲＴって、下半身はあまり濡れないのですね。
というか、タンデマーだからかな？
グランドマジェスティーに比べると、全体的に濡れにくいと感じました。やはり風圧を
受けにくいからでしょうね。

降り始めて一時間半。室戸岬につきました。まだ雨はやむ気配なし。
雨が降るとツーリングも台無しです。
景色を堪能する気持ちよりも、とにかく早くその場を通り過ぎたい、
雨の降っていない場所まで行きたいという気分となり、
岬の象徴といもいうべき、中岡慎太郎像で記念撮影をする気も起こらずに、
早々にその場を立ち去りました。

PM1:30頃。岬から少し走った「海の駅とろむ」の食堂で食事をしました。
主人は海鮮丼。私はエビフライ定食。味はなかなか良かったです。
エビフライは大きく、身が詰まったのが二尾、たっぷりの千切りキャベツ。
他、小鉢に漬物がついていました。

海鮮丼は、頼んだらすぐに運ばれてきて、
エビフライは20分くらい待たされました。
ただでさえ、「せっかちダンナとのんびり妻」なのに
私の頼んだものの方が遅い上に、食べるのもダンナはとても早くて、
私はダンナに言わせると食べるのもノンビリだそうで
(自分では普通だと思うけど)
せかされるようして食べるのが、気分よくないです。

もっと味わって食べたいなあ。
　

道の駅「大山」・道の駅「やす」に休憩後
高知市内に入ったのは、PM4:00くらいか。。
「やす」ではすでに雨は小降りになっており
高知ユースホステルについた頃には、雨は上がっておりました。
高知ユースは、お遍路さんの他、思いのほか外人客が多かったです。(多国籍)
お部屋は、洋室二段ベッドで、壁も床もベッドもフローリングで
木のぬくもりがいい感じでした。

ところで、夕食時にテレビを見てたら、この日に全国で雨が降ったのは、
私たちが走った四国の南部のごく一部だけだった事を知って、ショック。
四国も室戸岬付近以外は、曇りかお天気だったとの事です・・・
私たち、なんつー確立の低さで雨に降られたんだろ〜・・・