GW・四国ツーリング2008 その壱


行ってまいりました、四国。
四泊五日の長旅です。
鳴門から徳島県に上陸して、時計回りで走りました。



まず、初・四国の感想・・・
◎ 三桁国道は、狭くてアップダウンが多い。RTタンデムには、しんどい。
オフロードが多い訳を実感した。
◎ 海・山・川、どれをとっても自然が非常に美しかった。
◎ 四国では、讃岐以外でもうどんが美味しかった。
◎ 思った以上にお遍路さんが多かった。(外人もいた)

旅路・一日目。中央高速発〜淡路島〜鳴門〜徳島県板野 (走行距離・約730km)


自宅を出たのは、二時頃。
四割引きの深夜割りを狙って中央高速にのりました。
吹田JCTを朝8時に通過する事を目標にしていましたが、実際通過できたのは10時30分。
それほど渋滞していた訳ではないけれど、途中で仮眠休憩をとったり、
ところどころの混雑程度の渋滞はあったので、
思ったよりは時間がかかりました。(実は、見当がつかなかったというか・・)


当初の予定通り、淡路島から四国に上陸。
しかし、私の勘違いで、神戸JCTから山陽道に入らなければならないのに、
そのまま中国道へ誘導してしまった!!
気づいた時にはもう遅く、一度高速を降りて一般道を走り、
改めて山陽道に乗らないとならなくなってしまった・・・
せっかく深夜割引で来たのに・・・結局、高くついてしまいました・・うっうっ・・(泣)
時間も、一時間弱くらいはロスしたことでしょう。
で、明石海峡を渡ったのは、12時。淡路SAで休憩後、鳴門を渡ったのは13時20分でした〜。


ところで、一日目は、とにかく天気がとても良かったです。暑いくらい。
しかし、深夜の中央高速はとても寒かった。
いつもコメントをいただいている、にゃびのママさんから色々アドバイスを受けていたので、
前もって、このような寒暖の差を予想する事ができ、助かりました。
寒さに弱いので、冬装備で行こうかと考えたりしましたが、
四国についたら装備が邪魔になるだろうと判断して、直前に改めました。
ライダーパンツとインナージャケットは、装着しない事に決めて、
代わりにレインスーツを着こみ、使い捨てカイロを背中に貼りました。
かなり寒さは凌ぐ事ができ、案の定、四国に着いたら夏日の暑さだったので、
邪魔な荷物も出る事なく、過すことができました。
ママさん、色々ありがとうございました。


話はもどって、さて。四国の徳島県に着いたのは、13時30分頃。
四国の海は、本当に綺麗でした。
まずは鳴門の渦巻きが見たくて、鳴門公園内「渦の道」に行きました。


※「渦の道」
大鳴門橋下部に造られた、海面からの高さ45m、全長450mの遊歩道で、
両サイドに海峡の景気が広がり、ガラス張りの眺望床では潮流を真上から見ることができる。
(2008四国・まっぷるマガジン、参考)


「渦の道」に到着したのは、13時40分頃。
満ち潮が14時20分だったので、展望地帯まで歩いて行き、満ち潮の時間まで待機していました。
残念な事にその日は小潮の日で、大きな渦潮を見れませんでしたが、
満ち潮のピーク時には、いくつも小さな渦を見る事ができました。
しかし無知な私は、鳴門海峡では、常に大きな渦潮を見ることができると勘違いしていて、
少しがっかり・・・。
しかも、巻いているのかどうか微妙な感じの渦巻きが多くて、
渦を見つけても、すぐに消えてしまうんです。
そんな小さな渦でも、消えては渦を巻き、また消えては渦を巻く・・・
そんな様子が何となく面白くて、ついつい一箇所にへばりついて見入っていました。


微妙な渦でも、写真に撮りたかったのですが、
デジカメを持って行ったのに、前日の充電がうまくいかなかったようで、使い物にならず・・
仕方なく、わたくしの超画像の悪い携帯電話で撮った写真しかありません・・・



帰ろうとした時、主人の姿が見えなかったので、
「あぁ、また置いていかれたなぁ・・・」と寂しい気持ちで独りトボトボと
かなり離れた駐車場に置いてあるバイクの元へ歩いていきました。
案の定、主人はバイクに戻っていたわけですが。


いつもこんな感じで、せっかちダンナとノンビリ妻というコンビなのです。


14時40分頃に鳴門の地を発ち、まだ時間が早かったので、
海沿いのR11を走って遠回りして宿のある板野に向かいました。
海沿いは快適でしたが、途中から内陸に入って田園と山の中を走った時は、
あまりの暑さにへたりそうでした。28度くらいはあったかな。


とほ宿「道しるべ」についたのは、17時20分。
とても清潔感のある良い宿でした。
とほ宿とは、ライダーやチャリダーの人がよく泊まる宿泊施設で、
ユースホステル形式(男女別相部屋が基本の格安宿)です。
大体、一泊二食付きで一名の料金が5000円前後です。
ユースホステルの場合、男女別の相部屋だったら、もっと安いところもあります。
ただし、温泉はついていません。一般的なお風呂(共同)が付いています。


GWでも、前半はあまり混んでいなかったため、一週間前の予約でも二人部屋の個室がとれました。
和室でゆったりとした良いお部屋です。
今まで宿泊したユースやとほ宿は、一般家庭と同じ大きさの普通のお風呂が多かったですが、
ここのお風呂は広めで、女子用は一般の二倍の湯船と二つの洗い場があり、
男子用は三倍くらいの広さがあったようです。
女性客は少ないので、一人でゆったりと独占できました。


食事も家庭料理ですが、美味しかったです。
印象に残ったのは、その地方の名物(?)という、そばの実の雑炊風お吸い物。
関東より、全体的に味は薄めですが、ダシがきいているのか、
心休まる優しい味付けが多いように感じました。
デザートは、徳島特産の「すだち」のゼリー。さっぱりして甘すぎず後味が良かったです。


ライダーが多く宿泊した時などは、夕食後に談話室で団欒したり、情報交換するものですが、
四国はお遍路さんが多く宿泊していて、あまり談話室もにぎわっていなかったので、
夜通し走ってきたこともあり・・・
夜八時頃には、私たち二人とも倒れるようにして深く深く眠ってしまいました。


こうして、一日目が終りました。
走行距離・約730km・・・
寄り道したり、道を間違えたりして、思った以上に走りました。
青森港までの距離とたいして変わらないじゃん?!


つづきは、次回!!