母、骨折のゆくえ・・・入院そして、手術。


あまり忙しくて、一ヶ月もたってしまいました。
この一月のあいだに、
大好きなMr.Childrenの活動がようやく始まりました。
四月からのNHK木曜ドラマ「バッテリー」の主題歌タイアップのニュースに
そして!!! NHK北京オリンピックのテーマソング決定!という嬉しいニュース。


しかし、プライベートではこの一ヶ月の間、
ずーっと母の骨折騒動が、続いております。


2/27。
ギブスしてから三週間がたった頃、ギブスを短く変える為に病院に行きました。
しかし・・・・
レントゲンを撮ってみたところ、ギブスでしっかり固定していたはずだった手首が、
手のこう側に反り返って曲がっていたんです。
医師いわく、30°ほど倒れてしまっているとのこと。
そして、急遽、手術する事になりました。


原因は、はっきり分からないと医師は言うのです。
どう考えてもギブスの処置がしっかりしてなかったと素人は思うのだけど。
ギブスを短いものに変える予定の前に撮った、ギブス上の二度目のレントゲンを見ながら、
その医師は少し渋い顔をして
「もう年だから、元どおりには治らないかもしれない・・・」
と言ったんです。それを聞いた母と私は驚きの表情で
「それは、一生使えないって事ですか?」と母が医師に聞きました。
医師は、「いやいや、使えないという訳ではなく、少し関節が硬い感じで、
動きがスムーズにいかないかも・・でも、もう年だから手術はあまり薦めません・・」
というような曖昧なことを言ってました。
そして、「じゃぁ、念のためにギブスを変える前に、
ギブスはずした状態でレントゲン撮ってみましょうか?」
と言われて、撮ったところ、医師の驚愕の表情。
いきなり、一刻も早く手術が必要だと言い出したのです。
年だから、手術は心配ですが・・と言うと、今度は、
「いや、90歳や100歳なら手術はもう薦めないですが、まだ76歳だから」
と、さっき言っていた事とは全く違うことを言い出しました。


きっとレントゲン写真を見て、本人もびっくりして、
医師自身も混乱していたんだと思います。
しかも、前回の外来(ギブスしてから一週間後)の時、
ギブスの上から一度レントゲン撮ってるんです。
そして、少し曲がっていた事に医師は気づいていたんです。
「この程度の曲がりなら、許容範囲内だと思った」と、
事が判明してから言われました。
その時に適切な処置をしていれば、
手術する必要がなかったかもしれないのです。
さらに腹が立つのは、医師が「念のために撮りましょうか?」
と言ったのでレントゲンを撮ったけれど、
では、その時に撮らなかったら?そのまま短いギブスをしていた可能性だってあるんです。
そしたら、仮骨もしっかり着いてきてしまい、手首も固まってしまって、
手術もできない状態だったんです。


手首骨折経験者である会社の人いわく、
「ギブスは本来どうやっても中で動かないからギブスなんであって、
手首が外側に反って曲がるなんて、ありえない」とのこと。
隙間か遊びが出来ない限りは曲がらないと。
多分腫れが完全に引く前にギブスをしてしまい、
その後、腫れが引いて腕が細くなって隙間が出来たのでは?
という見解です。


本来なら、もう治る頃なのに、当初ギブスで治ると言われた骨折なのに入院、
手術になってしまい、なんか納得できません。
何も立証できないので、お医者さんの責任も問えない。
しかし、自然にギブスの中で手首が反対側に反ってしまうなんて、ありうるんだろうか。
(医師は責任のがれ?か、稀にあると言っていた)


まあ、しかし。
骨折したのは、本人に非がある訳だし、
不満や疑念ばかりもっていても始まらない。
今回は不運だったと思う事にして、まずは無事手術を終え、
治療に専念するしかないと思いなおしたんです。


が・・・
いざ入院してみると、そこの病院のルーズさに絶句。
連絡事項がまったく徹底されていない。
看護士さんから看護士さんへの連絡、
そして、医師から看護士さんへの連絡。
ぜんぜん、伝わっていない。
ひどいのは、風呂の予約さえ、ちゃんとされていなかった事。
前日の看護士さんが予約してくれたはずなのに、
「昨日の看護士さんは休みだから分かりません」、と言われてびっくり。


何をするにも、時間通り・約束どおりに来てくれない。
催促しても、あと何分後に処置しに来ますと言ったきり、
時間が過ぎても来る気配なし。
おかげで、母も家族もストレスたまりっぱなし。
なんて病院だと思った。


某大学病院で母が白内障の手術をして入院した時は、
こんな不満は感じなかった。
姉が胆石の手術で入院した病院も、こんなことはなかった。
今回の病院も地元ではかなり大きい有名な総合病院だが、
あまりのルーズさに信頼性はさらに低下した。
入院や手術する事になった原因が、
医師の処置によるものだという疑念がぬぐえない上に、
入院してさらにこのような不快な思いをしたため、
もうイライラして、気分悪かったです。


3/3ひな祭りの日に、手術は無事に終りました。
3/5に退院して、今は病院に週三回ほどリハビリに通っています。
リハビリの先生はとても人柄の良い人なので、
なんとか通えそう。
しかし、病院のリハビリ以外にも、自宅で一日三回程度、
添え木をはずして、マッサージとリハビリをしなければならず、
今は実家に泊まりこんで、やっています。
しかし、自分の家の事もあるので、
そろそろ自宅から通ってサポートしようかなと思っていますが、
それも結構慌しくなりそう。
ダンナをほっとくわけにもいかず、
(すでに二週間くらいは家の事ができてないが)
朝は弁当作り終わったら、速攻で実家へ行ってリハビリをして、
仕事に向かう途中、すこーしボーリング場に寄って練習して
(これだけは、絶対に欠かせないんです)、
そして仕事が終わったら、自宅に帰り(すでにこの時、夜の8時30分頃です)
夕飯をつくってから実家に行って、リハビリ。
そして、また自宅へ帰って寝る(多分、夜12時頃に自宅に帰る感じか?)。
そんな日々がいつまで続くか分かりませんが、
最低一ヶ月程度は覚悟しています。
姉が、一ヶ月くらいでも家に泊まりにおいでと言ってくれているんだけど、
肝心の母、なかなか自分の家から離れようとしません。
難しいです。


父はいるけれど、子供のころに片手を失ったために
マッサージや包帯が巻けないのです。
早く自分ひとりでリハビリできるようになるといいんだけど、
なんせ年なので、治りも遅そう。
ボケている訳ではないけれど、
医師やリハの先生が言った事も右から左に抜けていってしまうので、(父も)
病院にも一緒に行って、話しを直接聞かないとならない。
幸い、病院は私の自宅から近いんですが・・
まあ、両親が年をとると仕方ないですね。
それにしても、急に忙しくなっちゃって、
脳ミソがぎゅぅ〜って押さえつけられている感じです。
だから、最近、あまり重要ではない事をよく忘れてしまいます。
頭痛薬のんだっけ?とか。