Bank Band最新アルバム「沿志奏逢2」出ましたね!!


カバーアルバムという事で色々賛否両論あるようですが・・・
私的には結構好印象なアルバムです。
本人たちが歌っている原曲をほとんど知らなかったので、純粋に何の先入観もなく聞けたからかなぁ。
有名すぎる曲が少なかったのが良かったなと思います。
原曲も聞いてみたいなと感じたりして、新鮮な気持ちで聞けました。
それと環境問題というテーマが根底にあるバンドだから
優しい感じの歌やメッセージ性の強い作品など
選曲もバラエティに富んでいて面白いと思いました。


01. 何の変哲もないLove Song(KAN)
02. ひとつだけ(矢野顕子
03. 昨日のNo,明日のYes(GAKU-MC)
04. to U(Bank Band with Salyu
05. スローバラード(RCサクセション
06. 遠い叫び(仲井戸麗市
07. 休みの日(JUN SKY WALKER(S)
08. イロトリドリノセカイ(JUDY AND MARY
09. 煙突のある街(真島昌利
10. はるまついぶき(Bank Band) 
11. MR.LONELY(玉置浩二
12. evergreen(MY LITTLE LOVER
13. 歌うたいのバラッド斉藤和義
14. よく来たね(Bank Band
 

以上14曲。
そうはいいながらも、やはり桜井(櫻井)さんが曲か詩を手掛けている作品が好きだなぁ。


04. to U
何度聞いても良いなぁ。
HOME2007のLIVE DVDで初めて聞いたけれど、
その時は、女性ヴォーカルの部分を観客たちが大合唱していたのにびっくりしたー。
なんでみんなこの曲を知ってるんだ?!なんで歌詞憶えてるの?と不思議に思った。
後から調べてBank Bandの歌だと知って、音源ほしかったんだー。
「がんばらなくていいよ」「あわてなくていいよ」
というフレーズを聞いた時、
何だか分からないけど救われたような・・・そんな気持ちになった。
普通、「がんばろう」とか「しっかりしろ」とかの激励の言葉が多い世の中、
真逆の事を言って元気づけるところが、何とも櫻井さんらしい詩だなぁ。


10. はるまついぶき
まだ感想を語れる程は聞きこんでいないけれど、好きです。この曲。
春が待ち遠しくなる少し寂しげな歌だけど、櫻井さん特有の優しさが詰まっているなと感じました。


13. 歌うたいのバラッド
この歌は、カバーですが・・・
You tubeの動画で初めて見た時、かなり感動ものでした。
櫻井さん、この曲歌ってると感極まるみたいで、
曲が後半に進むにつれてその極まり具合に観ている側も胸を打たれるというか・・・
あるコメントでは、櫻井さんが感情むき出しで歌いあげてしまっているのが
原曲のイメージ壊れるという意見がありましたが、
カバーってそもそもモノ真似じゃないから。
もともとカバーなんて原曲に勝るものは無いんだから、思いっきりイメージ壊してよいと思う。
同じ曲をオリジナルのイメージどおりに忠実に歌っても、何も得るものはない。
櫻井さんの歌になっているという事の方が大事で、イメージが違うと思わせて成功したと言えると思います。
櫻井さんが浜田省吾の曲をカバーしたものを聞いた時も(マイホームタウン・僕と彼女と週末に)
あまりの原曲との違いに(特にマイホームタウン!)びっくりはしたものの
逆にそれがいいなぁと感じました。
また、省吾ファンにとっては、櫻井さんのような人にカバーされ
省吾を知らない世代の人たちが興味を持ってくれるという事はとても嬉しい事だと思います。





14. よく来たね
深夜、地上波で一部分だけ放送されていたap bank fes'07を観て、この歌を聴いた時、
あー、櫻井さんはなんって人の心を掴むのが上手いんだろう・・・
と純粋に思いました。
それも、姑息な計算高い感じでは決してなく、心から思いやりを感じるから
なんか櫻井さんの前では、素直になれちゃうそんな自分たちがいるーって感じで。
上からモノを言うのでなく、同じ目線から普通に話しかけるような歌詞だからかな。
自然に受け入れる事ができる。
その場にリアルタイムで参加できなくて残念だなと思いました。
でも、この歌を聴いてると、まるで自分もそこにいるような錯覚をしてしまいます。
「どうして櫻井さんは、全部お見通しなんだろうなぁ・・・」なんて不思議な気持ちになります。
みんな体験してきた出来事は違っても、日常の生活の中、決して楽しい事や良い事ばかりではなく、
色んなことあったんだろうなぁ、とか
辛い思いをしたのは自分だけじゃない、でもみんなそれを乗越えてここに来ているんだろうなぁ、とか。
そう思えば、自分の身に起こった嫌な出来事も乗越えていけるような
そんな気持ちになれる歌だなと感じます。
前向きに。ポジティブに。希望をもって。
すべては自分のとらえ方次第ってね。