紅葉ツーリング・・・大菩薩ライン

先週の土曜と日曜は、久しぶりに本格的なツーリングに行ってきた。
土曜日は山梨県の”道志みち”を通って、山中湖から河口湖を経由し、
目的地は甲州から武州へ抜ける大菩薩ラインへ。
紅葉はまさにピークを迎え、神秘的で美しい景色を堪能することができた。
このラインは、とても眺望がよい。
右側にはずっと渓流が流れていて、その奥は延々と紅葉のパノラマ。
まさに絶景。特に、もみじが真っ赤に染まり、陽の光に透けてとても美しかった。
ラインを抜けると、奥多摩湖に到着。
そこで食事を済ませ、奥多摩はまだ紅葉には早かったため、
そのまま山梨県側から20号にのり、家路へむかった。


次の日の日曜日は、東名高速にて静岡方面へツーリング。
由比の「浜のかきあげや」(1号線沿い)という桜海老のかきあげが有名な
漁業組合が経営しているお店に行った。
私は「かき揚げ蕎麦」600円、
主人は「かき揚げ丼」600円と季節の味噌汁100円を食した。
お値段もリーズナブルでまあまあ美味しい。
桜海老かき揚げは、捕れたて・揚げたてのサクサクで、大人気らしい。
一枚200円で持ち帰りもできる。TVでも紹介されている。
ここに来るのは二度目で、かき揚げ丼はたしかに美味しいが、
結構大きい桜海老かき揚げが二枚ものってくるので、胃にもたれる。
そのため、今回は蕎麦にしてみた。
蕎麦にも二枚のっていたが、胃のもたれ加減はそれ程でもなかった。
ちなみに、蕎麦はスーパーとかで買ってきたような、
すでに茹でてあるコシのない蕎麦だった(立ち食い蕎麦系?)。
でもかき揚げとお汁は美味しかったので許せる。
男性には、かき揚げ丼の方がお勧め。味噌汁もなかなか美味しいです。
季節によっては、営業していないので注意。朝は10時から。


「浜のかきあげや」には10時前に着き、食べ終わってすぐに富士山経由で家路へと向かった。
日曜日は、早く家を出たということもあり、
富士山の近郊に着いた時はまだ12時くらいで、
それから富士スピードウェイ経由で山中湖〜道志のみちへ。
道志のみちの駅では、暴走族の集会で、バイク置場はすごいごった返していて、
しかも、改造マフラーでふかすもんだから、すごくうるさかった。
落ち着くひまもなく、家路へ向かい、自宅についたのは三時半ころかな。
ずいぶん早いお帰りとなった。


今までよりもペースが速くなったのには訳がある。
バイクを買い換えたのだ。
今までは、ヤマハビックスクーターグランドマジェスティー400というのに乗っていた。
タンデム優先のためにこのバイクを選んだが、やはり馬力がなく、
坂での追い越し、高速でのスピードに物足りなさを感じていた。
しかし、このバイクはかなり走りこんだ。二年で4万キロも乗った。
バイクでそこまで乗ってる人ってあまり聞かない。
この二年間、毎週、雨でない限りは150〜250キロのツーリングは
当たり前のように行っていたからな。


距離を伸ばした極めつけが、
去年と一昨年と二年連続で北海道までお盆に帰省した事だ。
しかも、青森港までバイクで走ってフェリーにのり、
函館からさらバイクで北上して、主人の実家まで走った。
毎度振り返るたび、半端じゃなかったと思う。
バイクツーリングするようになってから、北海道にも毎年帰るようになったので、
大きいバイクを購入したのだ。


BMWのR1200RT。
さすが、グランドマジェスティーの3倍の排気量!
バイクの総重量もそれほど変わらないので、
そのパワーといったらすごい!!
それと、タンデマーがとても楽。サスペンションが、
ボタンひとつで色々なパターンの硬さに変えることが出来るのだ。
グラマ400はサスが硬くて、小刻みの振動が多かったから、
下半身は常に受身体勢をとっていて、ツーリングから帰ってくると、
泥のように疲れ果て、全身のけだるさからそのまま眠りにつかないではいらなれかった。
バイクを変えてからから、振動の少なさがとても嬉しい。
そして、高速での風圧がかなり軽減された。
今までは、100km超えると、首を定位置に固定するので精一杯だったが、
いまは120km超えても辛くなくなった。結構感動もの。
シートヒーターも付いているし、ヒーター入りベストも買ったので、
冬も快適にツーリングできる!!
真冬のツーリングは、死ぬほど辛かった。
なぜそこまでして走るのかと聞かれると、正直困るが・・・
しかし、冬には冬のよさがある。空気が澄んでいる分、景色も美しいのだ。
もちろん、雪のない場所を見つけて走らなければならないので、
あまりロングには行けない。