北海道ツーリング2009<其の七>・・・エピローグ〜あとがき

今年もとうとう終わってしまった〜・・・という感じです。



いつも思うのは、あっという間のように思えて、振り返ると今年も色々な出来事があって
非常に長かったようにも感じます。
まだ一ヶ月も過ぎていないというのに、すでに大昔のような感じがするし、妙に懐かしい気持ちになります。毎年そう思うのですが。


エピローグ


ここで、主人の実家の話を少々・・・


お盆ということで、毎年お義父さんと義祖父のお墓参りをします。
今年は、お義母さんが腰の手術をしてあまり動けない状況だったので、
お墓とお仏壇に添える料理類など、教えてもらいながら私が作りました。
お赤飯はお義姉さんにお願いしちゃいましたけど。


我が家には子どもが出来ませんでしたが、主人の兄姉には三人ずつお子さんがおりまして、
甥っ子・姪っ子はあわせて6人(しかも、女子3・男子3という非常によい割合で)


結婚した時、まだみんな幼くて・・
上は中学生一人・あとは小学生に幼稚園生でしたが
今や幼稚園生だった下の男の子たちは高校生となり
あとの四人は全員社会人となりました。(うち、女の子1名は去年結婚)


子どもがいない我が家は、時が坦々と過ぎていきます。
たまに甥姪に会うと、時間の流れのはやさを実感します。


女の子は二人が看護師、男の子一人は警察官になりました。


今でもみんな変わらずに素直で可愛いです。
社会人になってからは、なかなか毎年全員に会えるのは難しいので残念なんですが。


そして最後の夜は、本家に集まった全員で
毎年恒例、ガレージでバーベキューディナーを楽しみます。
オニギリをつくり、焼き鳥・豚クシ・焼肉用牛豚・ホルモン・ジンギスカン用の肉・ソーセージ・エビに貝類・魚・野菜・・・もう色々な食材を炭火で網焼きです!!


ダンナの実家の家族と一緒にスーパーに買出しに出ましたが、北海道のスーパーは食材が新鮮!!
こちら(関東地域)のスーパーにはないような質の高い新鮮な魚介類が、安く・・そして量も多く手に入ります。
羨ましい。。生タラコなんて、こちらで買うのとは全然違う美味しさなんですよ〜
朝ご飯なんて、生タラコ(明太子)があればいくらでもご飯が進んじゃいます。


ジンギスカン鍋もよくやりますが、今年は実家でゆっくり過ごせる夜は一日だけだったので、ジンギスカンもバーベキューで網焼きして食べました!これも美味しかった〜♪
ジンギスカンの肉もですね〜、こちらのスーパーで買って食べるのは美味しくないんですが、北海道の本場のジンギスカンは本当に美味しいんですよ。
最初は、羊肉の臭みに先入観があって苦手だったんですが、すっかり慣れました。豚肉の臭みに慣れるのと同じ感覚です。
苦手な方は、タレにつけてある肉から挑戦すると良いです。羊肉の良いところは、焼きすぎても柔らかいってとこです♪


二泊三日の実家の滞在でしたが、実質ゆっくりと過ごしたのは一日だけ。
初日は夜に着いて、三日目は早朝4時50分頃に発ちました。
朝早いのに、みんなは早起きしてくれて見送ってくれるんですが・・・
毎年悪いなぁ〜・・・と思いつつ。
小樽発のフェリーに間に合うように出なくちゃならないので、仕方ないです・・
見送られる時って、いつも寂しい〜気持ちになります。



実家を発ってすぐに日本海側の海岸線に出ます。


海岸線に出てすぐに『雄冬岬の白銀の滝』があります。
 


日本海沿い・・・厚田村で一休み・・・
 


実家から小樽まではだいたい200kmくらいですが、早朝だし小樽近郊までは車もほとんど見かけないので、あっという間でした。
二時間とちょっとくらいで着いたような気が・・


小樽市


往路、フェリーの昼食で失敗したので、今度はちゃんとカップラーメンとパンを買ってフェリーに乗船しました。
帰りのフェリーでひたすら『ドラクエ9』(レベル上げ)をやっていたら、いつになく船が揺れて、久々に船酔いしました。
ゲームもやめて、ただひたすら寝台で寝てました。。。フェリーくらいのなだらかな揺れの場合は、寝ているのが一番良いみたいです。(大きな揺れの場合は、寝ると逆効果な時もある)



新潟に着いたとき、空一面、地震雲(さざ波雲?)に覆われていました。
ここまで広い範囲で空を覆っているさざ波雲を見るのは初めて・・・
・・・不気味でした。写真撮り忘れ




おりしも・・私たちが北海道滞在中、関東と東海で地震や台風といった自然災害が多く多発した時期だったので、それと何らかの関係があるように思えてならず。
とにかくさざ波雲が途切れるまで、胸騒ぎがやみませんでした。
どこかでまた近々大地震があるのかなんて考えたり。
その後、特に大きな災害は起こらなかったので、とりこし苦労に終わって良かった。


新潟を6時30頃に発ち、お昼頃には自宅に着いたかな〜
幸いにも大きい渋滞に遭わず、順調に家路に着く事ができました♪



あとがき


走行距離・・・約2,140km
うち、北海道滞在中は約1,380km



今回の北海道ツーリングは、一貫して非常に良い天候に恵まれたバイク旅で助かりました。
まるで雨が降っている地域を避けて進んでいるような感じ。



基本的に梅雨がないと言われる北海道ですが、今年は7月頃から梅雨のような天気がずっと続いていたそうです。
私たちが滞在した頃は、ちょうどすっきりとした清清しい気候に戻っていて、梅雨みたいな天気が続いていたなんて信じられませんでした。
しかし、実家に行った時に数々の影響を垣間見ました。




☆北海道人があまり目撃したことのない虫・・・ヤスデの大量発生の爪あと。
最初、実家の人達はそれが何なのか分からなかったそうです。
家の周りに、小さく丸まっているヤスデの子どもの死骸がたくさんありました。(殺虫剤使用で駆除したため)


☆ 農作物が育たない
ニュースで見てすでに想像はついておりましたが。。。
毎年楽しみにしていた実家で作っている大きな大きなスイカ。全く育っていませんでした・・・残念。甘くて美味しかったんですが。
ジャガイモなどもほぼ全滅。土もの野菜はダメですね。本当に育ってない状態。
ナスはいくつかもいで食べましたが、粒が小さかったです。
キュウリもほとんど採れず。お盆料理の一品きゅうり漬けも少ししか作れませんでした。




それと。。。。
今回は冒頭にも書いたとおり、痴話げんかが多かったなぁ〜・・
そのほとんどの原因は、やはり荷物の積載量についてでした。
そんな私も反省をいたしまして、次回は失敗ないように(文句を言われないように)いくつか改善しようと思っております。


<今回の旅での教訓>
1. 荷物は控えめに。
☆ 肌着は四日分あれば充分(途中コインランドリーで洗濯)
☆ タオル類は結構かさ張る。必要なタオルだけ計算して入れる。
☆ バスタオルは不要。少し大きめのタオルで充分。
☆ トレーナーは不要(防寒はカッパで充分であった)


2.荷物の詰め方を工夫する。
☆ 今回、種類別に小さく丸めてジップロックに詰め込んだが、意外とかさばる事に気が付いた。
☆ 丸めるよりも、パニヤ用インナーバックの大きさに合わせてなるべく平たく詰めた方が入る。
☆ 二人の着替えは、二個のパニヤ用インナーバックに二日分ずつ平均に分けて詰める。(今までは、ダンナ用・自分用に分けて詰めていたため、ホテルへはインナーバックを二つ持ち込むという無駄な労力を使っていた。)
☆ フェリーの持込手荷物はトップケースに詰め込まず、パニヤインナーバックを一つだけ持ち込む。
☆ トップケースには、荷物をなるべく詰めない。(カッパ・貴重品・ドリング・地図・敷物など頻繁に使用するものだけ入れる)
※ これが一番重要だったりする。ケンカの最大の原因は、トップケースに積み込んである荷物を見るたびに、ダンナのイライラが発生する事だった。


3.フェリーに必要な物
☆ 必ず、フェリーに乗り込む前にコンビニ等でカップラーメン・パンなどの食料品を購入しておく。
☆ フェリー用スリッパを忘れずに


よくよく考えてみると、当たり前のような事ばかりなんですが、キャンプとかもそうだけど、実際に行ってみてから気付く事とか思い出す事があるんです。
こうして書き残しておけば、一年後、教訓を忘れずに実行できるはず・・・!?



(書き残したことを忘れるかも・・・汗)