北海道ツーリング2009<其の一>プロローグ走行距離380km


今年で北海道帰省ツーリングも四年連続となりました。


最初にルートを明かしてしまうと・・・・


小樽(フェリー港)→洞爺湖→層雲峡→クッチャロ湖→実家(留萌近郊の町)



アバウトなルートです・・・


今年は特に
くっだらない痴話げんかの耐えない旅となりました。


一番多かったケンカの原因は、荷物の積載量について。
出発前から帰りの家路まで
二言目には荷物の事でクドクドと文句と嫌味を言われ続けました。。。
(犬も食わない何がし・・とは、まさにこの事)


旅行時の荷物の準備は、すべて私が担当します。
今回は船旅をあわせ8泊の長旅。
途中、宿泊先でコインランドリーを使用する事を前提に四泊分の着替え、
コンパクトにまとめた化粧品、細々とした生活必需品等を積みました。
必要だと思われるものだけ積んだつもりだったんですがね・・・・



一日目<新潟〜フェリー〜小樽着>


今年も北海道上陸は、新日本海フェリーにて新潟〜小樽までの長い船旅です。


<ルート>
八王子PB〜中央高速(八王子IC)〜圏央道〜関越道〜北陸自動車道(新潟亀田IC)


今年、ETC割引でどの程度時間がかかるか予想がつかなったので
去年より一時間ほど早く(深夜0時)出発する予定でした。


パニヤケースには、すでにインナーバックに仕込んだ荷物を積んでおり、
出発直前、トップケースにウェストポーチと貴重品、フェリー宿泊分の荷物を積みこみました。
結果的には、それが大失敗・・・。
予想よりもフェリー持込みの荷物の量が多かったために
カッパや仮眠とり用のレジャーシート、飲み物(ペットボトル)
などが積みきれなくなりました。



どうやっても
蓋が閉まらない・・・・・


出際の事だったので、主人のイライラが頂点に達しました。
実際には荷物の量というよりも
フェリーの持ち込みバックを一つにまとめようとした事が原因だったのに、
私が余計な荷物をたくさん積みすぎたと責められ続けました。
後から考えれば、たしかに必要ない物もあったんですが
(念のために用意したトレーナーなどの厚手の衣料品や、雨が降った時のための多めのタオルなど)
ダンナに言わせれば、「念のため」のものが多すぎると・・・


結局、私のウェストポーチをケースから取り出し
自らの肩にかけて出発する事に。
小さいものなんですけど、それ一つを抜くか抜かないかで
ケースの開閉に大きな差が・・・


という事で。
くだらない痴話ゲンカの不快な余韻が残る中、いざ出発です。
(前書きが長くてスミマセン。しかも愚痴?!)



深夜の出発が功を奏し、高速道路は思ったほどの混雑はなく、順調に関越道に進みました。


この日の天気ですが
出発する前の夕方から夜にかけて、ちょうどモロ私たちが通るルート
(東京多摩地域〜埼玉〜群馬)で大雨洪水警報が出るほどの集中豪雨がありました。


天気はいまだに不安定で、関越に入ってからはところどころで雨と強風に遭遇。
さらに、夏とはいえ関越トンネル抜けた後はけっこう肌寒かったです。


まぁ雨・風・寒さとはいっても、数回単発で遭遇したのみで、
今までの過酷な経験からすれば全く問題ないものです。


朝6時半頃、新潟フェリー埠頭着。


新潟港10時30分発ですが、バイクの乗船は8時30、同乗者は9時に乗船でした。



私たちは大部屋が苦手なので毎年二等寝台を予約します。(二番目に安い等級)
・ ・・相変わらず、頭をぶつけまくりの低い天井です・・・


しかしこれだけの長い船旅。カーテン一枚の隔たりとはいえ、
自分だけの空間が確保できる寝台は私にとっては必要不可欠な空間です。



寝台に荷物を置いてから、船内を徘徊しました。




ETC割実施のためか、フェリー内は去年よりも空いていました。
毎年この時期は、すべて超満室なのに
今年満室だったのは二等のゴロ寝部屋(大部屋)だけ。


船内からの眺める海


甲板
 

空いてきた頃のビアガーデン



甲板にあるビアガーデンでは
野菜&ライス付きジンギスカンセット(バーベキュー)が1000円でした。


主人はジンギスカンが大好物。
三泊目の『トシカの宿』でも夕食でジンギスカンの食べ放題が控えているというのに
ここでも食べたいと言い出しました。


フェリーに早く乗船したものの
船内をかるく徘徊した後に主人は大浴場を堪能しに行ってしまったので、
その間にビアガーデンは満席状態になってしまいました。
五組の待ち。時間制限がなくビアガーデンのためみんな酒盛りしてるし・・・
しかも、みんな食べ始めたばかりです。
空席を待つのも気が遠くなったので、
今回はジンギスカン・ランチは断念して船内にあるレストランへ移動しました。


うーん・・・しかし、ここのレストラン。
お昼はメニューの種類が非常に少なく、食べたいものが全く見当たらない・・・(しかも高い)
主人はカツカレーを食し、
私はカフェの方に移動してタコ焼きとフライドポテトと焼きおにぎりを買いました。


う・うーん・・・
全部、思いっきり冷凍もので、温めてから時間たってて
焼きおにぎりはベチョッとしてるし・・・
たこ焼きはタコが見当たらないくらい小っちゃい。。



決して、フェリーでの食事を期待してはダメだと思いました。
周りを見ると、カップラーメンを持ち込んでいる人、多数。
そーいやー、確か。。。
去年も同じ思いをして、カップラーメン持参しようかなんて話してた事を思い出しました。
すっかり忘れてたなぁ・・・(学習能力ゼロ)


復路はちゃんと、セイコーマートカップラーメンとおにぎり、
菓子パンを買いこんで船内で食しました。(お湯は船内に給湯室がある)



陽が落ちてまいりました。


夕食時は、レストランも少しメニューが増えます。
特に期待はできないけど、夜メニューはそこそこ味付けも悪くないので、
行きも帰りもここのハンバーグと肉じゃがを食しました。
肉じゃがは、結構美味しかった。
ハンバークがちっちゃい!!全体的に量が少ないのが不満だ。
もの足りないから、小さい小鉢とか色々と付けたりして高くなっちゃう。


やっぱ一番お得なのは、甲板のビアガーデンのジンギスカンセットだけど、
残念ながらこのビアガーデンは昼間しかやっておりません。



フェリーでの過ごし方(時間の潰し方)もだいぶ慣れてきました。
船内を巡回したり、寝台で仮眠をとったり、
ゲームセンターを覗いたり(古いスロットと欲しくもないUFOキャッチャーくらいしかないけど)、
エントランスにあるソファーでDS(ドラクエ9)やったり、
それで疲れた果てたら、大浴場を満喫したりウォークマンで音楽を聴いたりして
(もちろん、癒しのミスチルです)心を癒して時間を潰す。



ちなみに、ダンナは船内のシアター劇場で映画を鑑賞していました。


そんなこんなで
あっという間に寝る時間がやってきます。