F1。ライコネン、チャンピォンシップ・ポイント断とつトップ


あー、本当によかった〜。二位はマッサ。
前回のGPは逆のワン・ツーフィニッシュだったけど、今回は完璧。
私が描いた理想どおりの結果となった。
けれど、コバライネンがハイスピードでクラッシュした時は、しばらく背筋が寒い思いがした。
なかなか、安否が分からずハラハラしたが、しばらくして、意識のあるコバをカメラが映した時、
担架に横たわりながらも、親指を立てて「大丈夫だ」と合図したコバライネンの無事な姿を見て、
ほっとした。ファンというわけでないけれど、やはり命に関わる大事故は良い思いがしません。
試合後、ライコネンも、同じフィンランド人のドライバーの安否を気遣っていたなぁ。


母国スペインで、残念ながらリタイヤとなってしまったアロンソには、もう少し頑張ってほしかった。
それでも、予選でポールをとったライコネンフェラーリと三位だったマッサ・フェラーリの間に入りこむ、二位スタートで迎えた決勝。
執念で勝ち取った、二番スタートの地位には感動すら覚えた。
リタイヤは、マシントラブルの為だったので、本当に残念。でもよくやったと思う。
最後、マシンから降りた母国の英雄アロンソに、おしみない大拍手が鳴り止まなかったけれど、
それに対してヘルメットをとって笑顔で両手を挙げて応えていたアロンソが、とても清々しくて良かった。


最近、ハミルトンよりもアロンソの方が好み。
あの、人間臭くて、非常に気が強くて勝利に対する貪欲なギラギラした感じ。
前は、それがあまり好みではなかったけど、今は良い意味でその強い個性が魅力に感じる。
ハミルトンは優等生のイメージが強いが、実はとても強引な性格に思えてきた。
それも、アロンソとの確執が公になってから感じる事だけど。
しかし、この二人の因縁の対決はF1をより一層面白いものにしてくれている。
二人の火花散るバトルは、見応えがある。


今年のBMWはすごいな。
クビサ。面白い愛嬌のある顔だ。
でも、この人は本当にコンスタントにポイントをとっている。
結局、ライコネンが29点、ハミルトンの20点に次いで、クビサ19点、マッサ18点という展開となっている。


チームのタイトル争いでも、フェラーリが47点、BMW35点、マクラーレン34点と、粘っているBMW
バイクがRTのせいか、ついついBMWを贔屓してしまう私。同じドイツ車のマクラーレンメルセデスには、勝ってほしいなぁ。


ともかく。今一番に勝ってほしいのは、ライコネン
そしてライコネンが在籍しているフェラーリ・チーム。がんばれ〜